長々とドイツ旅行のことを書き連ねてきたが、今回で終了としたい。
最後は『おみや』のハナシである。
私は、どこへ行っても滅多にお土産は買わない。
今回も、あるものを除いては、『ROSEN』とかいう4.9?のバラの雑誌を1冊買った
だけである。
あるものとは、ワインである。
ドイツまで来て、これを買わないわけにはいかない。
しかし、調子に乗って41本も買ってしまった。
手持ちは5本だけで、その他は別送だが、とりあえず値段のことは忘れるように努めている。
これで、当分は楽しめそうである。
リューベックに行ったとき、ブッデンブロークハウスという本屋があって、トイレだけ拝借して
出て来てしまったが、ここはトーマスマンの小説に出てくるブッデンブロークのホンモノで
あった。
トーマスマンといえば、『魔の山』を、中1の時にはじめて読んだのをよく覚えている。
当時は、ゼテムブリーニの長台詞についていけずに、あっという間に読むのを止めて
しまった。全て読んだのは大学に入ってからである。
やはり、年相応の読書をしなければいけない。