演奏会後の打ち上げで盛り上がった頃に、指揮者の方が大音量でステレオを鳴らしだした。
バリバリのジャズ喫茶の音である。
途中のベースソロが、ジャズでは珍しくアルコで弾いていて、抜群にカッコよかったので、
誰なのか尋ねると、『そこに反応しましたか』とか言ってジャケットを見せてくれた。
ジャズは大好きだけど、よく聴くのは50年代後半のものに集中している。
コールマンホーキンスは、古い人と勝手に思い込んでいたが、60年代になっても活躍して
いたようだ。
さっそくネットで探してみると、既に廃盤で、中古品もえらい高額であったが1200円で売って
いるお店があったので、ホッとして購入した。
家の貧弱な装置で聴いてもカッコよかった。
何十年ぶりにジャズ用のマウスピース買うか。