昨日書いた、ジョルジュ・プレートルの録音をネットで探してみると
10年以上前に幻の名盤シリーズとか銘打って、国内プレスされた
ようだけど、既に廃盤。
でも、僅かに需要はあるようでアマゾンでMP3版を見つけた。
聴くのはウン10年振り。
記憶にあるより、ブリリアントで解像度も高いので情報を確認すると
90年にリマスターされたらしい。
それでも充分楽しめて、懐かしかった。
聴いて、何故この録音が好きなのか思い出した。
細部まで完璧に詰めた演奏じゃないのに、おそらくどこかの教会で
録音したと思われる、残響の長い他のオケの録音では滅多に聴けない
音場がたまらなかったのだと思う。
当時、LPで聴いていたリマスター前の音はもっと霞がかかった様で
より教会っぽかった記憶が。
そっちも聴き直したいけど、とりあえず大満足。
ミュンシュもそうだけど、プレートルもこの手の音楽をやると物凄い
気迫というかド迫力。
フランス人は、みんなそうなのかねえ。