コープマンのオールモーツァルトプロ。
このヒトは、かつてN響に古楽奏法を強要(?)したノリントンと違って、奏法の無理強いは
しない。
立場的には、古くはアーノンクール、新しくはヘンゲルブロック等々モダンのオーケストラ指揮者
になった古楽出身者と同じ。
コープマンは見た目に落ち着きがなくて、鍵盤を弾くと見た目同様に過度のトリルや装飾の付加で
若干うるさい。
その点、指揮の方が向いてるかも。
40番は、無難。可もなく不可もなし。
続くレクイエムは、新国立劇場合唱団(常設なの?)とN響の完璧なトロンボーン3人のおかげで
楽しめた。
でも、何の恨みもないけどアルトにカウンターテナーはヤダな。