夜中トイレへ行くと、草笛光子みたいな白髪で聡明そうなおばあさんが
所在なさげに立っていた。
あまりに、助けを求めるような眼差しなので、どうしましたと尋ねると
「帰る部屋がわからない」とのこと。
入院して6日、私のアタマも崩れかけているので、思わずこんなキレイな
おばあさんがとナミダが出そうになったけど、すぐに看護師さんに連絡
した。
明日の我が身、現実を直視しなければいけない。
夜中トイレへ行くと、草笛光子みたいな白髪で聡明そうなおばあさんが
所在なさげに立っていた。
あまりに、助けを求めるような眼差しなので、どうしましたと尋ねると
「帰る部屋がわからない」とのこと。
入院して6日、私のアタマも崩れかけているので、思わずこんなキレイな
おばあさんがとナミダが出そうになったけど、すぐに看護師さんに連絡
した。
明日の我が身、現実を直視しなければいけない。