御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

入院その2

2021-07-09 15:11:16 | 日記・エッセイ・コラム

      

7/5深夜から、血尿が止まらなくなって、妻のクルマで文字通りヘロヘロ状態で病院へ。

   

こんなことは初めてなので、長くなるかもしれないけど、覚えている限り書き留めておこうと思う。

    

 

25時過ぎから明方まで、当直の先生と先週お世話になったF先生(お近くにお住い?)に

長時間処置して頂いて、6時頃(?)病室へ。

    

午前中は意識が混濁してしまって記憶が曖昧。

   

手術時の麻酔等の承諾書もちゃんと署名出来なかった気が・・・。

   

全身麻酔なので手術時の記憶は無い。

   

ただ、術後せん妄が結構長時間起こったようで、随分迷惑をかけてしまったようだ。

    

明くる日、様子を見に来てくれた麻酔科の先生は、一般的にせん妄時のことを覚えている

ヒトは少ないと言ってたけど、私はかなりはっきり覚えていてナカナカ辛い記憶。

   

手術室から病室に戻って、見覚えのある看護師さんの顔を見たら急速に落ち着いた。

    

   

正気に戻ってからナースコールを見て思ったのが、エッB7、ショパンのノクターンの部屋なんだと

アシュケナージの弾く音がアタマに響きまくって、涙が止まらなくて、看護師さんを驚かせてしまった。

   

恥ずかしい、申し訳ありませんでした。

   

でも、なんでバッハの平均律じゃなかったのだろうか。

   

ウ〜ン、若干悔しい(?)。

   

   

世間知らずのアマちゃんである私は、医療費支払いの『限度額適用認定』という制度が

あるのを知らなかった。

   

そうだよな。ウン10万円の支払いをポンと出来るヒトの方が少ないと思う。

      

   

この病院では、毎日担当の看護師さんが交代する。

   

でも、手術室まで連れて行ってくれて、術後もずっと面倒を見てくれていた看護師さんが

明くる日、「よかった~、歩いてる~」と笑顔で顔出ししてくれた。

   

○○さん、本当にお世話になりました。

     

    

帰宅後、ウグイスの鳴き声が響く、気持ちのイイ海風が入る食卓で、地味な蕎麦を

すすっていると、心底ホッとする。

    

この数日が夢の様。

   

先のことは分からないけど、なるようにしかならないので、穏やかにいきましょう。

    

お世話になった病院の方々と妻に大々々感謝。


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