新聞に評が載っていた、古楽器のブルックナー4番。
さっそくポチろうと思ったら、CD1枚4000円。
エッ高、これも、私が時代に取り残されているのか。
あちこち物色していると、ヤフーで1000円引きクーポンというのを
見つけてやっと購入(ケチ)。
アニマ・エテルナは、続々とメジャー曲をリリース中の古楽器オケだけど
創設者のインマゼールは、なかなかアクの強いヒトで、40~50年前に
芸大の公開レッスンで、学生に対して「君は向いてないから音楽をやめた
方がイイ」と言っているのを聞いて、子供に対してみんなの前で、なにも
そこまでと、イヤな気持ちになって以来縁遠かった。
オレが甘い?
でも、この録音は違う指揮者で、充分楽しめた。
新聞に書いてあった通り、流れが大変自然。
フツーに上手い演奏が好みの私にはとても嬉しい。
子供の頃ウットリ聴いていた、幸せな瞬間瞬間を久し振りに思い出して
チョットうるうる。
ただ、この曲のキモは、やはり冒頭のホルンソロで、F管で五線一番上の
ファ(実音Bb)なので、もうちょっと頑張って欲しかった。
最近のホルン古楽器奏者は、超絶上手いヒトが多いからね。
でも、ユニゾンは完璧。
こっちを褒めるべきか。
中学生の頃、この曲を初めて聴いた、バレンボイム-シカゴ盤のホルンは
バリバリだったけど、ユニゾンがうねってた(1楽章のラスト)。
昔の事は良く覚えている(涙)。
新年一枚目、イイもの聴いた。
死ぬまでに、8番と9番録音して!!