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録音しておいたN響定期を。
下野竜也のプログラミングはいつも大胆。
グバイデゥリーナのオフェルトリウムは、ベルクのヴァイオリン協奏曲と
双璧を成す『泣ける現代音楽』。
どちらもバッハ絡みだというのが、さらに泣ける(オレだけか)。
ソロのバイバ・スクリデは息を呑む素晴らしさで、ラスト近くでは涙が
止まらなかった。
まだ、聴いたことがない方、だまされたと思って2曲とも聴いてみて
ください。
放心状態の中、最後の曲はドボルザークの7番。
8、9番は子供の頃飽きるほど聴いたせいか、今は7番が一番イイ曲
だと思う。
ラストは、いつ聴いても感動する。
それにしても、下野竜也恐るべし。