Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

スコットランドの旅 (4) Isla of Skye-Uig

2009-07-27 18:13:02 | スコットランドの旅

朝10時過ぎにスタッフィンのキャンプ場を出て、Quiraingの岬を廻って今夜の予定はウィグ(Uig )です。この岬は人口が少なく道路も一車線、行きかう車もほとんどなく、途中でキャンパー2台とすれ違い、手を振ったくらいです。
道を横切る羊の群れは写真1で見るように親子連れ、子羊を連れている母親の毛は刈られていません。ここスカイ島で毛をきれいに刈り取られた羊は雄だけのようです。
途中草葺屋根の小屋が5軒ほど並んでいて立ち寄ってみました。この島の生活を展示する博物館でした。でも今ではスカイ島も離れ小島ではなく生活水準も何処にもひけをとらないくらいです。写真を写しただけで、次の村をめざしました。

ウィグはここの岬で一番大きな町(写真5,6,7)で長い堤防の突き出た港があり、ここから毎日この島の西北に位置するルイス島へのカーフェリーが出ています。数軒のお土産店とパブ、そして設備の整ったキャンプ場があります。
12時前にはキャンプ場に落ち着いたので、数日溜まった洗濯物を洗濯機に入れました。この日も暑い日で夕方までにすっかり乾いてほっとしました。この日は10台に満たないキャンパーが停泊しましたが、昨夜はオランダの団体キャンパーでごった返していたそうです。

午後お土産店を覗き波止場の突堤へ行ってみました。
カーフェリーが入るくらいですから港の水深は深く、澄んだ水ながら水底は見えません。二人でぶらぶら歩き回っていると何か大きな動物が水底から上がってきます。ひょっこり顔を出したのが写真8、9、10 のグレイシール(あざらし)です。
このあたりに生息して人馴れしているらしく、話しかけるとこちらの方を見たり、きょろきょろあたりを見回したり、恐れているようには見えません。
アザラシは3-4分潜ると呼吸をしに水面に現れます。立ち泳ぎしながらおしゃべりでもしたそうな雰囲気。4回も堤防の周辺を潜って行き必ず目に付くところへ顔を出します。愛嬌のあるアザラシで、私は近くに来た観光客に声をかけ、数人で大喜びで見ていました。









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2004年11月6日 Sevilla  その5 

2009-07-27 07:28:29 | キャンパー旅行記 2004

これらのタイルはほとんどがアルカサールのイスラムのもので、色彩や幾何学的な模様などアラブの典型的なものである。これらのタイルは床や壁の腰に用いられ、天井は木工細工による幾何学模様である。私は以前からこのイスラムの幾何学模様やタイルに使われている強力な色彩に非常に興味があり、写真のコレクションをしている。

 

 

 

 

 

 

  

 

11月でもまだ暑いセビリアのキャンプサイトでは日中蝉がやかましく鳴いていた。夜になると周囲の草むらから高い虫の声がする。英国人には虫の音というのはどの音も風情のあるようには聞こえないらしい。
”この蝉は一晩中なくのかね?”と亭主。”蝉は夜鳴かないよ。これは蝉じゃなくてコオロギか何かだと思う”と言ったら、虫は全部蝉と呼ぶのかと思ったそうな。

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イギリスの旅 (3の2)Darham Cathedral

2009-07-27 02:12:52 | 英国内旅行

今日の写真はダラム大教会のステンドグラスです。写真禁なので絵葉書を買って来ました。
昨日はスキャンがうまく行かなくてあきらめていたのですが、今日お送りできますので、是非見ていただきたい。

写真1が2000年を記念して造られたダラム在住の芸術家Joseph Nuttgensと言う人の作品です。ダラム周辺の産業、文化を表しています。跡1000年も経てばこれらも古い芸術作品として見られるのでしょうね。

写真2は1984年にダラムのスーパーマーケットの職員が寄付したという”Daily Bread"というステンドグラスです。Mark Angus という人の作品で最後の晩餐を表しているそうで、テーブルに置かれているパンと周りにキリストと12人の使徒が座っているところ・・・・だと説明を聞かなければ判らないのですが、とにかく素晴らしい色彩です。

このような古い由緒ある建物に新しいものを取り入れるその勇気に感激しています。窓にあった古いステンドグラスを取り外すのに抵抗が無いということは考えられませんから。

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