Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2015年のヨーロッパ旅行-アヤモンテ(Ayamonte)日帰り旅行

2016-02-27 22:26:13 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

  

 

 

タヴィラから電車で30分、国境の町ヴィラ・リアルの川渕には巨大なキャンパーストップがあり、キャンパーの多さには本当に驚かされる。こんなにびっしり停車していれば日向ぼっこをする場所もない。

気に入らない隣人が居たらどうしょうもない。

             

このヴィラ・リアルの川渕の港から対岸のスペインの町アヤモンテまで一時間に一本フェリーが運航している。乗っている時間は20分くらい、したがって対岸の白い町はしっかり見える。たった河を渡っただけで1時間の時差がある。

 

 

 アヤモンテからはっきり見えるのがポルトガルのカステルマリムの新旧の城壁でやっぱり雄大だ。

 

 アヤモンテの港から旧市街はまっすぐできれいな町とスペイン特有のタイルで飾られたスクエアに着いた。

 

 ムーアの影響を受けたきれいなタイルはセビリアを思い出させる。そしてこの坂道の石畳を設計した人はいったいどんな頭脳をしているのか。

 

ずらっと並んだお店でひときわ目立つのが少女用のフラメンコのドレスで、これはポルトガルには無い。ヤシの木に囲まれたスクエアには色とりどりのタイルのベンチが備え付けられている。

 

 

旧市街から住宅街は急な坂道になっていてこんな坂道とも階段とつかない芸術的な場所があった。

 

 

 

ポルトガル語でオルテンシオと呼ばれるピンクの花はアジサイくらいの大きさで、花は木からぶら下がっているが、こんな大きな木は見たことが無い。こんなきれいな花なのに枯れても茶色のまま下がっているのがいただけない。きれいなピンクの花には小鳥が逆さまになって蜜を吸っていた。

 

 

 観光案内所の隣に無料の動物園がありトイレを探して入ってみた。うるさく鳴き騒ぐオウムのケイジの隣に一頭のライオンがいた。かわいそうに精神不安定な様子でこちらを見るでもなく、イライラと同じ場所を休むことなく歩き回っている。数頭の鹿は飽き飽きした様子で寝そべっていて生気がない。

 

この南国の花が一番イキイキした鳥のように見える。ウイークディの日中誰もいないこの動物園は生きている動物が哀れに思える。

 

  

 観光案内所で教えられた美術館は入場無料、監視人一人も居なくて写真の撮り放題。久しぶりできれいな絵をたくさん見て嬉しかった。

考えてみればポルトガルでは一度も美術館へ行ったことが無い。アルガーヴに美術館があるかどうかも知らない。

亭主はカラフルな風景画が気に入り、私はきれいな女性の絵が一番気にいった。

 

昼食に入ったレストランで、隣に座って食べているカップルのお魚がおいしそうで、同じものを注文した。ポルトガルでいろいろ魚を食べているがこんなにおいしい子カレイのフライは食べたことが無い。一皿10ユーロでポルトガルのようにチップスやサラダは付いてこない。

別料金で注文しなくてはならないのでポルトガルよりずっと高いのが良く分かった。でも忘れられないくらいおいしかった。

 

 

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2015年ヨーロッパ旅行ーサイトの仲間達

2016-02-27 20:58:19 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

 

2月21日日曜日、サイトで知り合った英国人21人に日本人1人は飲み物、食べ物を各自持参でパーティを開くことにした。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

殆どが自前のサンドイッチや、サラダなど作りワインボトルとジュースなどそれに各自のワイングラスもテーブルクロスも持ち寄ってタヴィラランチクラブなるものを立ち上げた。

 

 

私も土曜日にご飯を炊いて巻き寿司を10本も巻いたが、残念なことにポルトガルのお米は粘りが少なく特に一夜置くとご飯がパラパラになってしまう。一晩おいて切り離すとほとんどがばらばらに崩れてしまった。仕方ないから煮込んで寿司リゾットと称して味見してもらったが助かった巻きずしは初めて食べる人たちには好評だった。

キャンパーの中でもオーブンで料理する英国人ならこそ、ケーキも焼いて食後のデザートも完璧、初めて出席した2組の英国人たちが大感激していた。

食べることになると一致団結してしまう英国高年者、恐れ入ります。

 

 

食後は日向に出ておしゃべりに興じる。もう金婚式を過ぎたカップルも2組もいるが、話題はキャンパーの事とゴルフの事。孫や病気の話は出ないのが英国人年寄りのいいところかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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2015年ヨーロッパ旅行ータヴィラのレストラン

2016-02-27 16:28:11 | ヨーロッパキャンプ旅行2015年

 

12月に2回訪れたこのレストランはタヴィラから電車で一駅そして20分くらいは歩かないといけない辺鄙なところにあり、レンタカーを持っているピーターとメアリー夫妻がぜひ行ってみたいとのことで、車で訪れた。このレストラン名前が判らないので私と亭主の間ではタワーレストランと呼んでいる。近くに目立つ石造りのタワーがあるからだ。毎回期待に漏れず出てくる量がすごい。 

私のオーダーした焼きイカも2匹の大きなものだがメアリーのオーダーした焼き魚が5匹も入っていて二人で半分づつ食べたがどうしても食べきれなかった。12月に来たときはサラダやチップスが多すぎて3皿も手つかずで豚の餌になってしまい、今回はレストランのほうで加減してくれた。食いしん坊のピーターが大喜びで、2週間後にロジャーやディヴたちを誘って又行った。

 

2月末から英国人仲間達が帰国したり、よそのサイトへ移って行ったりするのでお別れパーティを兼ねて以前からひいきのレストラン・サイクリスタへいくことにした。

集まったのは16人、サイクリスタの前で12時半ということで予約してもらい、ある人は車で半数は30分も歩いて出かけた。幸い風は冷たいが晴天でほとんどが冬装束。

 

英国人でイカやタコを食べる人は少なく、半数は子牛肉のソテーにマッシュルームソースを注文、これはピーターのおすすめ料理で、以前食べたのが素晴らしかったという。ところが今度は脂身とスジが多くて大不評だった。私がオーダーしたモンコイカのガーリックソース煮込みは最高。隣に座ったロジャーに少し味見をさせてあげたところ、あまりのおいしさに悶絶状態。次に来たときはこれを注文するという人が数人現れた。

2-3日前から風が強くて漁師が漁に出られなくて、レストランには新鮮な魚が少ないという。昨年来た時に大きな皿に3匹の焼き魚と1匹の焼きイカが載っていて驚いたものだが、この日は一匹だけだったそうで、これでサイクリスタは10人以上の顧客を失った。

 

 

 

  

 

サイクリスタで不満だったピーターの提案で三々五々いつものケーキショップのヴェネズエラに集合。ここでコーヒーに大きなケーキを食べて不満解消。話が盛り上がった。

考えてみれば2月に店の前のテーブルでお茶を飲むことなど英国では考えられないことだ。

 

 

きれいな青空の下では純白の家々がことのほか素晴らしく見える。 帰り道のラウンドアバウトではまたサインに車が突っ込んで倒れていた。これで何度目だろう。狂った運転手ほど怖いものは居ない。

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