12月22日から娘夫婦が初孫を連れてここタヴィラへやってくるというので、彼らのためにもとレストランを探して食べ歩きに出かけた。タヴィラの町中にもいろいろなレストランがあるが、郊外に良いところがあると聞き、以前には1日がかりのウオーキングに行ったところを途中まで電車で行き、駅から30分の田舎道を海岸道路へ向かった。
途中の道端に数本のコルク樫の木が並んでいる。ほとんどは以前に皮をむかれて今が再生期に当たるところだが右の木のように皮が自然にはがれかかっているのも見られる。
昔の水道ポンプでこのような仕組みは田舎道へ行くといたるところに見られる。今も水が出るのもあるがこれは出なかった。
海岸通りは家屋らしいものがほとんどなくこの単独のレストランだけがやたらと賑わっている。以前にも数回前を通ったことがあるがレストランらしくない雰囲気に今でも名前が判らない。通りはこのレストランをめがけて来た車でいっぱい。
何しろ初めて来たレストランで英語もたいして通じない。亭主はミックス・ミート私はいかの炭焼きを注文したところ出てきた量にびっくり仰天、肉の大盛、大きな焼きイカ2匹にこの量のサラダ、いかなる大食いの私とてこれが全部食べられるとは思えない。
前菜に出たパンとオリーヴを食べなければよかったと悔いながら、下が向けないほど食べて飲んで、トータル30ユーロだった。
帰りの駅へ向かう道は腹いっぱいで歩くのもつらい。道端に這っている朝顔の花を写したり住宅前庭のカエルの置物を眺めたりしながらやっと駅に着いた。
1時間の待ち時間に駅の近くをそぞろ歩き、この巨大なヤシ科の植物に可憐な花が咲いているのを見つけた。
明日も晴天を約束するような夕焼け空を背に帰り道、住宅地の前庭にパパイヤの花が咲いているのを見つけて大感激。