トールース(Toulouse)の南のキャンプサイトは初めて来たところだがこの地域は昨年もアンドラへ行くのに通ったところだった。翌朝またも晴天の中フランスからスペイン国境へ向かう。道筋は標高1900メーターまでアンドラへゆく道で途中からアンドラは右、スペインへは左の分かれ道に達する。それまでには昨年も夢中で撮ったピレネー山脈が雪に覆われ青空の中に輝いていた。
分かれ道から道路はゆるやかに下り坂になり右手にスキー場が見えてきた。長いスロープが見えるけれどこの辺り、あまり雪が深いとは思えず、ここへやって来てスキーをしたい人は日帰りで楽しむ南フランスの人たちに違いないと思う。
ちなみにアンドラは安くスキーが楽しめると有って、山のない英国人がツアーでやって来る。
道路はずんずん下り坂になり、道端の岩から滴り落ちる水が氷ついていた。フランスとスペインの内陸の国境線は盆地で緑の牧草地に周りを取り囲む山々がうす青く春のような印象を受けたが、通りの温度計はマイナス1度を指していた。
今日のロンドンは雨フリです。私はこれから82番のバスでWallece Collection に行こうと思ってます。A Dance to the music of time という絵をみたいの。最近この絵にヒントを得て書かれた同タイトルの本を読んだので。誰でも見たらすぐに「見たことある」と気がつく絵です。