先週木曜日2月24からコロナに関しては、規制全廃。感染発病しても、自己隔離など規制が取れて隔離しなくてもよい。マスクも撤廃。コロナはインフルエンザと同等に扱ってよいとのこと。
確かに最近の感染者は少なくなってきていて、日本の半数くらいが続いていた。それでも死者は200人前後、そのうちの90パーセントはワクチンを打っていない人たちで、各自の責任において感染予防や闘病などするべきで、政府は知らないよーとすべてを打ち切った。
この土曜、日曜日はこれが2月とは思えないほど素晴らしい良い天気で、明るい太陽がうれしくて、一人でグリニッチへ出かけた。
電車を乗り換えて、ドックランド・ライト・レールウエー(DLR)で20分ほど。電車でもDLRでも乗客の半数はマスクをしている。政府がもうしなくてもいいよと言ってもコロナウイルスは消えてなくなったわけでない。まだまだ感染したくない人たちは、マスクをするしか自己防衛の手段がない。
コロナの最盛期には静まり返っていたグリニッチ・マーケットが今ではすごい人の群れ。
手作りの小物やイヤリング、ネックレスなどから今はやりの肉厚植物の鉢などあらゆるものが小さなストールで売られている。
食べ物のストールも出ているが皆手作りなのだろう。とっても高い。それでも観光客は記念に買ったり、食べたりしている。
カーネーションの前に済ましている狐君、なんとなく悲しそうに見えるのは私だけだろうか?
小さなストールが50軒くらいは出ていたが、写真だけ映して何も買わず、グリニッチ公園へ行った。
天気が良い日のグリニッチ公園は殊の外素晴らしい。手前の長い廊下を持つ建物は海洋博物館 とクイーンズハウス。その後ろに見えるのはテームス河を挟んでドックランドの真ん中に開発されたオフイス群とフラット群。
クイーンズハウスはギャラリーになっている。
丘の上の天文台。この建物の中に引かれた線が子午線で人はこの線をまたいで写真を撮る。
公園の坂道を登って、春の花咲く植物園へ行ったら、1週間前の嵐で公園内の木々が倒れて当分閉園だと言う。
ガッカリしてテームス河ぶちの旧海兵士官学校を歩き回った。
私が英国へ来た50年前にはまだこの巨大な白亜の建築群は、英国海軍の士官学校だったから真っ白の制服を着たエリートの若者たちを見かけることがあった。
いつの間にか学校はサウザンプトンに移転し、今ではグリニッチ大学になっているが、敷地内はどこでも歩ける。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます