アクバの翌日またバスでペトラ(Petra)へ向かった。
ペトラへの道はこれも不毛地帯、砂漠地帯と言ってもサハラ砂漠のような砂丘ではなく、岩山と石原が永遠に続く。たまに見かける石か土で作られた家屋が見えるが、水もないこんなところでどうやって生活できるのだろうと不思議に思う。
これはワデ・ラムの絵ハガキでこのような砂漠地帯をラクダで廻る観光客。
この日の午後にはペトラの町に着いて、投宿したのがバックパッカー・ホテル。ほとんど若者たちでいっぱいだったが、中にオーストラリアから、独り身で家族がいないおじいさん、彼は家を売って人生の残りを旅で終わろうとしている。私51歳、ポール64歳、そしてオランダ人の独身女性。私とほとんど変わらないくらいの年代の人で、いつもどこでも一人旅だそうだ。
ペトラへの入場は有料だが、その近くのリトル・ペトラは誰も興味を示さず、監視人一人も居ない。
夕日が落ちるまで4人で出かけた。
赤っぽい岩山のあちこちが削られて、洞穴があり石の階段が作られている。
初めてみた私たちは全く感激物、こんな建物を作った民族とはいったいどんな人達だったのだろう?
こんな岩山を削って住んでいた民族。ローマ時代より以前だという。
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