昨日3月21日は私たちの48年目の結婚記念日だった。
毎年この日が来るとポールも私もすっかり忘れていて、毎日つけている日記帳を見て思い出す。ポールが亡くなって初めての結婚記念日。一日中娘の家の庭で働いて居たけれど思い出さなかった。
夕方帰宅して急に寂しくなって娘に電話、彼女は昔はカードをくれたものだけれど、最近忙しいため思い出してもくれない。
一人で夕食を食べ、食後のデザートにポールが好きだったチョコレートアイスクリームを食べた。先週ポールが逝って以来初めてチョコアイスをひと箱かってきた。もう10年ほど前から毎週日曜日の夕食後二人でチョコレートアイスクリームを食べるのが習慣になっていた。以前から死ぬ3か月前からは毎日このチョコアイスを食べたいと言っていたポール。
昨年1月末ポルトガルから帰ってきて、まだ大丈夫だと思ったらしくチョコアイスは1週間に2回食べることにすると宣言、日曜と水曜日の夜は決して忘れず催促してくれた。でも食べたいときには毎日食べさせてあげたかった。
今思えば亡くなった1か月前ごろからには寝付いてしまい食欲もなく、最後にチョコアイスを全部食べたのはちょうど1か月前、それ以降は欲しがらずカップのアイスクリームを上げても1-2口でもういらないと言った。
暖炉の上に置いてあるポールの遺灰に向かって48年目の結婚記念日、あなたはいないから私一人でこのチョコアイスを食べるね。貴方もたべたいでしょう?ごめんね。
🍫🍨チョコレートアイスクリーム、とっても美味しそうです!😋
お二人の楽しみだったのですね。
私は主人が逝って3年が経ちました。
初めは泣いてばかりいましたが、いつ頃からか、一人暮らしをのんびり楽しめるようになっていました。
月日の流れは(薄情になってしまう?)有り難いものです。
生きてる者はこれからも生きていかなくてはならないのですから、楽しい日々でありたいです。
ポールが逝って初めての結婚記念日、日ごろ娘の家族と楽しく過ごしていて彼が逝ったことも忘れがちですが、記念日やっぱりつらいです。時の流れだけが悲しみを癒してくれるのでしょうね。
私の口真似をして、ホントにモー を口走る孫が今は一番の生きがいです。