Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

2004年10月8日 Leucate その1

2009-08-22 07:01:57 | キャンパー旅行記 2004

温泉町を出て南西の海岸線を下る。途中キャンプサイトを探して行ったら、ヌーデスト・サイトで、よく日焼けした素っ裸のおじさんが出てきた。もうたまげて大急ぎ次のサイトを探して南下する。

この夜はLeucate Plageのキャンプサイトにやってきた。シーズンオフで安くて7ユーロとのこと。サイトが低い銀木犀の垣根で区切られた中で、一ブロックに4-6台のキャンパーが停まっている。そして私たちが停まった所はイギリスのキャンパーばかり。亭主は大喜びでここに一週間居ようという。もちろん異存はナシ、天気も良しで毎日周辺10数キロを歩き回った。

 

一週間に3組のイギリス人夫妻とサイトを共有した。私たちの右隣はウェールズから来た元学校の体育の先生で、このLeucate に来だして16-7年になるとか。
毎年来ているのであらゆるところを知っており、このサイトにキャラバンを置いて車でスペインまで日帰りショッピングなどしている。腰痛の奥さんも結構な年だが日焼けで赤黒い旦那のほうはウィンド・サーフィングをするという。

左隣は白髪・小太りのお金持ちおじさんタイプで立派なキャンパーに奥さんは脳溢血の後遺症らしく閉じこもったきりで一度も出てこない。だから家事一切を彼が切り盛りしている。今朝は蚊が出てと話しているので、日本から送ってもらった携帯用蚊取り線香を見せたら ”この線香を付けてジャングルで迷ったら落ちている虫を頼りに元に戻る事が出来るよ”だって。冗談一つでもなんと発想の違い!!!

向かいに停まっている40-50代の夫婦はこれまたすごいキャンパーでキャンパーの奥のベッドルームの下がガレージになっていて,そこに二台の電動スクーターを積んでいる。二人でスクーターでLeucate 村から帰ってくるところに出会った。”昼食を食べてそこで知り合ったイギリス人とおしゃべりしていたら4時間もかかった”と笑っていた。

 

このキャンピングサイトの最後の夜、向かいの夫妻のキャンパーの張り出しテント〔オーニングという)のなかで各自持ち寄りのパーティを開いた。夜12時近くまでおしゃべり、飲んだり、食べたりしていたがLeucate 湖の向うに見えるピレネー山脈は真っ白な雪でこの夜も相当な冷え込み方だった。

 

Leucate Plageの砂浜の左は海、右は蛎貝を養殖しているLeucate 湖で一時間ほど歩くと蛎やムール貝を採って発送、販売している小さな小屋が並んでいるところにたどり着く。ここで生牡蠣をレモンを絞って食べさせてくれるので、そこで食べたりキャンパーに持ち帰ってクッキングしたりと楽しんだ。

 

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