昨日夕方5時、ガイズホスピタルからコロナワクチンの2度目の注射をするとの連絡がきた。1月15日に一回目のワクチン注射してもらったときに、2回目は4月3日と予約表までもらったのに、次は3月17日水曜日とのテキストメッセージ。17日も早くなって喜んでいる。
一回目はファイザーだったが薬が間に合わないとかオックスフォードのアストラゼネカが保存が便利だとかいろいろうわさが流れているが、病院は低温での保存も完璧だから、ファイザーだろうと思う。
最近英国(UK) 全体でのコロナによる死者は減ってきて昨日で一日181人、ひどい時期は一日1800人もの死者を出した。ロックダウンとワクチン接種が功を奏しているに違いない。
英国(UK) 全体の一回目のコロナワクチンを受けた人は2千3百万人をこえ、2回目も終わった人は百30万人をこえた。この分だと6月21日のすべてのロックダウンが終わった時には、国民のほとんどがワクチン接種されているとの予想。
それでもワクチン反対のグループもいて、先は見えない。
つい最近ブラジル帰りの数人にコロナ変異種が見つかり、その帰国者を追跡したところこのベッケンナムの隣町に2人いたとの報道があった。
この変異種は感染力も強く、接種しているワクチンでも効かないとのうわさも流れて、心配している。
テレビニュースではアメリカで死者50万人を超えているのに、コロナはインフルエンザと同じ風邪だからワクチンをうつことはないと注射会場まで押しかけていって、騒いでいる人達もいる。異常な人たちも多い。
イギリスの1日の新規感染者数の減少は凄いですね。ブラボーと叫びたいです。
フランスは昨日は3万人弱でした。友人、知人の中で1回目のワクチン接種を受けることが出来たのはたったの1人。基本疾患がありドクターの処方箋のある主人でさえ、断られています。そして18時から6時までの夜間外出禁止令。ご近所さんはあちらこちらで18時前に招待客がやって来てパーティーの開始。皆さん朝10時頃帰られています。大勢で16時間も一緒に過ごすわけです。夜間外出禁止令が無ければ、一緒に過ごすのは6~7時間。逆効果です。
これが20代の若者というなら理解も出来ますが、50代の人達ですよ。情けない。
個人的には魅力的な方達ですが、やはり日本で育った私にはカルチャーショックが大きいです。
今日土曜日の感染者数4618人、死者が52人と今までで最低にまで落ちてきました。
この1週間の学校開始で、どれほど多くの人たちが感染するかと政府もひやひやドキドキしていたでしょうね。
それにしてもフランス人ってどうしてアンチ・政策なんでしょうね。そんな人たちに対する罰金刑なんてないのでしょうか?
今日も感染者2万6千人を超えていますね。ワクチンもまだほとんど進んでいないようですから、そのうちに死者のトータルもイギリスを追い抜くかもしれませんね。英国の死者が多いのは昨年春のコロナ蔓延時、政府はマスクは役に立たない、医療関係に足りなくなるからするな! と言うようなことを言ってマスク奨励は5月からだったと思っています。
その間に老人ホームなどたくさんの人が亡くなりました。
フランスにも罰金制度はあって、18時以後に外にいたり公共の場でパーティーをやったりすると罰金の対象になるのですけれど、個人宅には警察が踏み込め無いことや田舎では家が比較的大きいこともあって、好き放題にしてる人が結構いるのです。近所で感染者や死者が出た時は暫くは皆さん大人しくされているのですけれど、2~3週間も経つと危機感は何処へやら···です。
クリスマスの時は、政府が大人は6人までで子供は制限無しとの宣言をすれば、成人した子供も自分達の子供なのだからと、夫婦に成人した子供達夫婦及び孫達で、10人以上で集まっていたお家が結構ありました。屁理屈と言うか悪知恵というか。でもね、フランス人はパーティー無しでは生きていけない民族だと思うことがよくあるのです。仕事で疲れたーっと言ってる人達が週末はパーティーで楽しむことも多く、週末はゆっくりしたいと思う私は遂にフランス人にはなれずじまいでした。
それでも、今は店内ではマスクの着用が義務付けられているので、去年の今頃よりストレスは減りました。会ってもチークキスで挨拶する人もいなくなりました。感染者が国民の大半を占めるようなことになる前に、トンネルの出口が見えるようになって欲しいです。
クリスマスの話しは、夫婦+成人した子供夫婦2~3組み(4~6人)+成人した孫2~3人で、年齢的に言うと成人数が制限人数を越えていたのですが、親ー子供という親子関係では政府の対策を守ったという言い分なのです。