2004年に買ったキャンパーはもう13年も乗っていて、年々大小の故障が起き、英国にいる間に修理工場で手入れしてもらわなければならない。。ロンドン周辺に2-3か所あるキャンパーの修理工場は電話を入れても予約が満杯で6ヶ月くらいの待ち期間がある。やっと見つけたのがブライトンから東に数キロのピースヘヴンの修理工場だった。
6月初旬、早朝に我が家を出発してクロイドンから高速に乗り約1時間半でピースヘヴンに着いた。予約は11時、この日は英国の真夏らしい暑い日だった。
キャンパーを預けてしまうと修理が終わるまでの数時間、じっと待っているわけにはいかない。
ブライトンからイーストボーンまでの海岸線を2階建ての市バスがはしっている。そして私たちが60歳以上のフリーダムパスと呼ばれる無料のバスパスが、このバスにも使用可で無料であちこち行ける。
2階建てバスの2階前席に陣取り素晴らしい田舎の景色を堪能した。
ドーバーの白い壁はブライトンまで続いており、なだらかな丘から切り取ったような白壁が続く。
途中の湿地帯を流れる蛇行した川。野生動物が多いとのことで散歩道を通って海岸まで歩いてバードウォッチングをする人たちがいる。
道端に一軒だけ建っているこの辺りでは珍しい藁屋根の家。ブライトンはサセックス州だがドーセット州まで行くと藁屋根のコッテージが多い。
バスの2階から見えるニューヘーヴンの街並み、昔はここの港からフランスへのフェリーが出ていたが、今ではほとんど漁船のみが出入りしている。
丘の上から見るイーストボーンの町。ドーバーからブライトンの間ではブライトンに次ぐ大きな町。
パブの看板でめずらしいもの。今は廃止されているキツネ狩りの貴族とそのハウンドの看板だった。この下のパブがまだ営業しているかは知らない。
イーストボーンの町中は相当の人出で気温も20数度気持ちの良い日だった。
イーストボーンの駅構内で傍らのサンドイッチショップでサンドイッチの昼食。
人慣れしたカモメが駅構内を歩き回りえさを探している。
2階建ての赤バスはロンドン名物。ここではこの色やブルーのダブルデカーバスが走っている。
2階に座っているから見えるこの風景、郵便局の車がこんなにたくさん駐車していた。
この看板は法曹界のもの、ロンドンのテンプル近くの法律関係のビルにこの看板が多い。
どこでも見かけられる英国の教会。宗教がすたれてきているとはいえ、回教徒にこの国を乗っ取られないよう頑張ってほしいものだ。
雄大なサセックスの田園風景。
帰り着いたピースヘーヴンでキャンパーを引き取りロンドンへ向かう。
ピースヘーヴンからロンドンへの高速道路へ向かう田舎道は、なだらかな起伏の牧場や牧草地でフランス北部の風景によく似ている。
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