デザイン博物館からケンジントン宮殿までは相当の距離、お昼も食べずに焦って1時10分に着いた。予約時間は1時半、入場行列は2列になっていて、一列は予約20分前、もう一方は予約30分以上、この列が長かった。
1時半前に入場できたが、入るとほとんど同時に激しい雨、あの行列の人たちが気の毒だった。
上の写真は宮殿の2階の窓から写したもので、行列は1つになっているが、1回に10人ぐらいづつしか入れない。
ケンジントンパレスはダイアナ元妃がなくなるまで住んでいたということしか知らなかったが、ここはヴィクトリア女王が18歳で戴冠するまで住んでいた宮殿だということで、
若いヴィクトリアとアルバート公の肖像画が一番目の付くところに飾られてあった。
中は大したものはなくて、まるでV &Aの博物館のよう。昔の貴族、貴婦人が着た衣装。
階段の踊り場の壁画、この時代には黒人奴隷が多かった。しかしこの黒人の子供は奴隷には見えない。
此の宮殿は割合質素に作られているらしく、きらびやかなところがあまりない。
階段踊り場の素晴らしいドレス。
これらのドレスはカンヌ映画祭やメトロポリタンのガーラで映画女優や俳優が着たもので、ダイアナさんの衣装は1枚も展示されていなかった。
此の摩訶不思議な奇をてらうドレスもアメリカ女優がメトロポリタンのガーラに着たものだという。
これを見ると全くどこかの博物館と同じ。
上のティアラはネックレスでもあり、ビクトリア女王の孫娘のプリンセス・ルイーズの結婚式に彼女の両親(ヴィクトリア女王の息子バーティと細君アレクサンドラ)から贈られたもの。
アルバート公がヴィクトリア女王のためこの3点の宝石類をデザインしたものだという。
幼少時のヴィクトリア。彼女の子供時代の巨大な人形の家があった。
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