Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

ノルゥエーキャンプ旅行ーオッダ渓谷(Odda)

2013-08-25 21:31:17 | 北欧キャンプ旅行 2013



昨夜降り続いた雨も朝には止んで、谷間の朝はうす雲の間に青空が覗いている。今日は渓谷を抜けてオッダ(Odda)までのみちを行く。

 

 


道路は気がつかない程度の登り道で、いつも道路わきには清冽な水が流れる河が見える。あるときは大河だったりあるときはちょろちょろ流れる川の上流だった。
山頂の草原にはローカルのホリディーログハウスが並んでいる。まだ夏休みに入っていないようで、あまり人が住んでいるようには見えない。

 

 

長いトンネルを2度通ったが、トンネルを抜けるとあたりは雪がまだらに残る荒地だった。
大小の水溜りや湖には氷の上に雪が載ったまま溶けないで浮かんでいる。途中の雪野原の駐車場でお茶の時間をとったが、天気がよくなってきたせいかそれほど寒いとは感じなかった。



道路が下り坂になったところでトンネル工事のため、トンネルの上の一本道を工事の先導車で走ることになった。それほど車の多い道路で無いから上り,下りとも10台くらいの車が連なって走る。待ち時間も20分くらいだったからあせることも無かった。

 

2度ほど急坂を下りることになり、高い道路から見る牧場や町の何と素晴らしいこと。
そしてこれが上り道でなかったのは幸いだった。

 

 



オッダへ入るオッダ谷の下り坂道では大きな滝がここかしこ流れ落ち車が停められない。
只一箇所駐車場つき観光名所になっているらしいレイテ滝(LateFossの前は駐車しているたくさんの車とカメラを構えた観光客でいっぱいだった。
2箇所から激しい勢いで落ちてくる大量の水とものすごい水音に圧倒された。山頂の氷河から出る水は冷たく澄んでいて、たくさんの滝の水を集めて流れる谷川は荒れ狂っているようだ。

 

この谷川はオッダの町から広がるスオーフィヨルドに流れ込んでいる。海岸から内陸深くいりこんだフィヨルドは細長く奥行きも数十キロから数百キロにもなる。
スオーフィヨルドの際奥の町がオッダで相当大きな町だった。フィヨルドの沿岸の高台に住宅が並び、海岸べりにフリーのキャンピングプラッツがあってここで一泊することにした。

 

 

キャンピングプラッツの真向かいにまるでレゴランドの家を並べたようなかわいい家が積み上げられている。日中の明るい太陽の光でも素敵な眺めだったが夜11時半まだ本が読める頃に映した写真もとっても気に入った。



夕日は10時頃に高い山の向こうに隠れてしまったが、空はずっと明るく12時過ぎに満月に近いオレンジ色のつきが青い空に輝いていた。

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