ケータイ捜査官7(セブン) 第7話

2008年05月21日 20時11分00秒 | ▼映像作品・番組
じぱんぐ島」を久々にプレイ中のren.です。
2年ほど前、クリアデータの入ったメモリーカードを失くしてしまって以来です。
クリアデータがないと、まともに遊べるマップやAIキャラが導入できないため、友人たちとのマルチプレイもご無沙汰になっていました。

個人的にはPSで最も対戦の熱いボードゲーム。
最近はPSPやPS3で遊べるゲームアーカイブで配信されているようです。
マルチゲーム好きな方は、ぜひ遊んでみてください。

Xbox360のライブアーケードでは、このゲームの元ネタ「カタンの開拓者たち」のデジタル版が、オンラインマルチゲームとして遊べるとか。
うわあぁぁ、購買意欲増しちゃうなぁ。
でも、Wiiの「突撃!!ファミコンウォーズVS」も遊びたいし。

いやま、どちらも買う余裕はありませんが(w


 第7話 「ブンゴー、怒る」
やはり石橋蓮司さんでしたね。
それに負けないほどの窪田正孝くんの演技も最高でした。


コメディリリーフのようでいて、ちゃんとお話が進むのがこのドラマのすごいところ。
人の心に漬け込み、ネットテロの火種にするゼロワン。
斜に構えつつも、ちゃんと友情をはぐくみつつあるケイタとセブン。
そのあたりが大変印象的だった一本でした。

握り締められ苦しむセブン(苦しいものなのかw)に、「俺の……友達、だから」と搾り出すケイタからは、甘木のいう表現の苦悩を感じます。
恥ずかしい言葉も、手紙では以外に簡単に書けてしまうもの。
それを口にすることこそ、本当の言霊ではないでしょうか。


今回のモチーフは、ケータイ小説・ネット小説。
文学派(?)から、とかく馬鹿にされがちなケータイ小説。
私も実際には読んだことがないのですが、実は……まだ"ケータイ小説"という呼び方もなかった数年前、挿絵付きのエロ小説を仕事で書いていました(w
ブームを待たず、その仕事は打ち切りになってしまったのですが、惜しい。

そんなわけでケータイ小説自体には、そう嫌悪感のない私。
"文学"をどう定義するかは問題ですが、数文字の表示しかできない携帯電話のモニターを使い、若い文字離れ世代にも読みやすく感情移入させるというマガジンの形態は、文章文化の進化の極みのひとつだと考えます。

ですから、絵本にも劣るような(と言われる)文章表現も、直接視覚で表現する絵文字・顔文字の登場も、デジタルの世界での省略性で考えれば、当然なんですよね。
人に訴えかける感情移入という点ならば、文語口調の万倍優れているでしょう。
とはいえ、それを紙媒体の書籍にしてしまうからおかしなことに(w
モニターという水槽の中で進化した魚を、陸に揚げては死んで当然。


まあ、甘木の言う「血のにじむ思いで文字を打つ」意味も理解できますがね。
漫画もそうですが、インクを消費しながら文章を書き上げるのは、一種の快感ですから。
しかし、一文字一文字迷いつつ打つタイピングも、それと等価です。

そうしたところが、最後の女子高生と甘木が笑いあっているシーンに表現されていると思うのですが、考えかぎでしょうか?
まあ、文学に熱くなりすぎなのも、女子高生と戯れているのも、どちらも気持ちのいい風景じゃないですが(w


あとは、可憐ちゃんの「あっと驚く、ためごろう」に吹いた。
やはり、ネッターは耳年寄りになるものなんだと(w
コメント
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