ALG リプレイ 美少女☆女神と伝説の愛天使

2011年12月29日 18時48分38秒 | └TRPGリプレイ

昨日は友人と話しこんでいたren.です。
そんなわけで、昨日アップできなかった「テルマエロマエ 4」のレビューと共に、2つのエントリを同時投稿。

 

● 「アルシャードガイア リプレイ 美少女☆女神と伝説の愛天使」 藤井忍/F.E.A.R./ファミ通文庫
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/1a/c6335c84c0d9796b5b5cde0a0d24e0cb.jpg?random=64e86a7fcb3ccdf1b4ffd8412596aac6

"藤井ガイア"完結編。
「アルシャードトライデント計画」の一部ということで、今回はかなり特異な展開を見せています。
何せ、ある意味ではクロスオーバーシリーズのキモとなるはずであろうブルースフィアの危機については、「サプリメントで用意されたシチュエーションに参加したユーザーが解決した」ということで、本編ではほぼ内容に触れられないという超展開。
読者参加ゲームやメールゲームでは、よくある話ではありますが。

正直、いわゆる"読み専"(TRPGゲーマーではなく、リプレイだけを読む読者)にやさしいといわれるF.E.A.Rリプレイでしたが、今回は完全にそういう層を切り捨てた感じですね。
「トライデント」のコラボ参加作品の全部を読んだ上に、サプリメントに目を通し、セッションを行うという連続ハードルは、ぶっちゃけハードすぎますわ。
実際、私も"藤井ガイア"と""田中クロス"の2つのシリーズしか読んでいませんし。
それだけに、「この本だけでも楽しめる」がリプレイの常套句ではありますが、今回はさすがにそれを当てはめるのは厳しいです。

まあ、そんなに眉根を寄せなくとも、今回は新参加キャラのハチャメチャブリだけでも、十分面白いですが(w

そのPCは、羽生じゅりあ。
全てを"愛"で理解し、また"愛"を実行する"愛天使"。
つか、存在自体がムードクラッシャー(w
PLは「トライデント」シリーズの1槍「ff」のリプレイを執筆している、緑谷明澄さん。

その他のPC陣はシリーズ継続。
その中で特筆すべきは、ついにきくたけさん演ずる宮沢虎吾郎。
ついに超常現象の存在を認めた彼が、今回扮したのはトーガ姿に風呂桶。
つまり「テルマエロマエ」のルシウス。
キャラのモデルである阿部寛さんが映画版でルシウスを演じているからというつながりですが、このリプレイと「テルマエロマエ 4巻」の発売日が近いというのは、偶然なのか、故意なのか(w
というわけで、当ブログでも、同時のレビューとなりましたとさ。

さて、リプレイ本編の話。
ブルースフィアの危機は脱したものの、その結果、南極の次元門から奈落の勢力が次々と押し寄せる新たな危機が発生。
その光景たるや、まるで「戦闘妖精雪風」の超空間通路(w
世界中のクエスターと、神の勢力が防衛に奔走する中、美衣たちは大神・ゼウスの恐るべき陰謀に巻き込まれていきます。

でもま、今回は完全に、じゅりあのキャラ暴走に飲まれているわなぁ。
全て、じゅりあの言動に対して爆笑か呆然としているうちに事が終わってる。

とりあえず、宮沢竜一郎による「クエスター嫁日記」の出版を待ちたいと思います(w

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テルマエロマエ 4巻

2011年12月29日 18時48分22秒 | ▼マンガ・本

明日から元旦にかけて、雪がひどくなりそうな札幌から、ren.です。
年末年始を平和に過ごせるのは、今日だけ?
イヤン。

 

● 「テルマエロマエ 4巻」 ヤマザキマリ/ビームコミックス
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9b/f80d10430471f024518efe2ac844e49b.jpg?random=6ae6c415c0f798fa51909322a510fae9

 

▼ 映画「テルマエ・ロマエ」予告映像!

予想以上に、見た目はいい感じですね。
阿部寛さん以外の他の日本人キャストも、皆、彫りの深い顔立ちの方ばかりで、いい雰囲気。
最初は「ただ、日本人がローマ人の振りをするコメディ」になってしまうのではない可と心配しましたが、これなら観てみたいな。

さて、4巻本編の話。

ついに、タイムスリップモノの真骨頂。
未来文化との接触が、本格的に描かれました。

まあ、ルシウスは今までも風呂文化というフィルターを通して、かなり異文化接触はしているのですが、逆にその点にこだわりすぎていて現代文明に対しては目に入っていませんでしたからね。
その点、今回は現代に長期滞在となった上に、さつきという言葉の通じる相手がいるので、少し回りを見る余裕があるのかもしれない。
家電へのカルチャーショックだけを見ると、そうは見えないけれど(w

そんなわけで、"平たい顔族"から初の名前ありの重要人物として登場した、小達さつき。
大学教授すら舌を巻く古代ローマオタクということで、現実的には信じられないなくもルシウスを理解できる女性。
ルシウスも一目惚れ的な感情を持っているらしく、ローマに連れ帰りたいようですが……破談の傷はもう癒えたのか、さすがはイタリア人の祖先(w。

また、ルシウスが居候することとなった旅館のスタッフも、言葉や風習が違うというのに、フィーリングでルシウスと意思疎通してしまっているところは、ある意味で豪胆。
まあ、今までに出会った現代日本人も、そういう面は強いですが。
もしかしたら、このルシウスのタイムスリップの条件には、風呂という要素にプラスして、「彼を完全拒絶しない環境」という項目があるのかもしれない。

旅館という総合的な温泉宿泊施設を知ったルシウスが、どうローマに戻り、どう反映させるのか。
そして、さつきとは、どう別れるのか。
現代長期滞在編は、次巻に続きます。

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