'11 ハマったものを振り返る (前編)

2011年12月30日 20時41分06秒 | └ハマったものを振り返る

大掃除をしたren.です。
まあ、普段掃除しているところは、そう埃もないので、ベッドや棚の裏をひっくり返していました。
PC棚の裏でカオスになっているケーブル類は、もう、どうしようもないなぁ(w

 

さて、年末恒例。
今年一年に買ったものなどを振り返り、気に入ったものを羅列していきましょう。

 

★ 書籍部門
振り返ると、今年はまた、文芸書籍をまったく読んでいない。
今年はあまり、古本屋も行かなかったしなぁ。
なお、毎年のルールどおり、継続購読しているシリーズモノは省きます。

 ● 「まおゆう 魔王勇者 1巻」 橙乃ままれ/エンターブレイン (レビュー 1/3)
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cd/f43a99a7562505123628d8aeec1ba33f.jpg

'09年に流行ったネット小説の書籍化。
まとめサイトで読んでハマったのですが、紙の本でも読みたいのと、非ネット者の友人に布教するため購入。
年が明けると、最終巻が発売されます。

ネット小説特有の筆致でありながら、群像劇にぐんぐん引き込まれるファンタジー小説。
ただのキャラクター萌えではなく、話のスケールも大きく、読後の満足感も高い作品です。

 ● 「東方香霖堂」 ZUN 一迅社 (レビュー 7/2)
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b9/0b864728c1e50e3711b0952be482e98c.jpg?random=43e15e6c3d3306c9a143be1e15eeda50

'05年より、色々な雑誌で連載された「東方project」の絵物語。
'10年に待望の単行本化されたものの、品薄でなかなか手に入らず、ほぼ1年経ってようやく手に入りました。

本編である同人ゲームは当然のこと、マンガなどでも断片的にしか語られない、幻想郷の風景。
その理解と想像を大きく膨らませてくれる本でした。
特にこの本では、四季の移り変わり、外の世界からの物流(いわゆる幻想入り)、そして独特の思想が語られています。

● 「繰繰(ぐぐ)れコックリさん 1」 遠藤ミドリ/ガンガンコミックスJOKER (レビュー 12/16)  
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/12/dc3f2e0bc817359fa2cd855bfbf2ce85.jpg?random=4f453033de58b33b6a75cc63d6b831b1

年末駆け込みでハマった作品。
基本的に私は繰り返し読んで楽しめる作品が好きなのですが、このマンガもそんな1本。

キャラはかわいらしく、ギャグも馬鹿馬鹿しい(w
4コマ、1ページ、ストーリーマンガの構成がうまく調和しており、読みやすさも良いです。

 

★ 映像部門
今年は私好みなアニメ・特撮に良作が多く続きました。
基本的に「カラッと明るく、観ていて気持ちのいい作品」が好きなので、鬱グロ流行りの昨今は、肩身が狭かったのです(w

● TIGER & BUNNY

超人バトルモノは多かれど、その一人ひとりが所属企業とスポンサーを背負っているというのは、目新しかったですね。
ロボットモノだと、スポーツと結びつけてそういう表現をしているものもありましたが。

そして何より、主人公がかっこ悪いオヤジというのが良かった。
ただのスタイリッシュヒーローアニメではなく、人情味と人間味のある作品になったのは、この点が大きいでしょうね。
後半、マーベリックの陰謀劇辺りは、ちょっとつじつまの合わないグダグダ感もありましたが、総じて目を離せないストーリーでした。

あと、ショタバニーがかわいかった(w
もっと、ショタ虎徹の出番も欲しかったなぁ。

● 日常

私も単行本を買っている(なぜか当ブログでは未レビューw)シュールギャグマンガのアニメ化ということで、出来栄えが心配された作品で下が、そこはさすがの京都アニメーション。
見事にページマンガのテンポを動画に落とし込んでくれた感じでした。
個人的には、あまり評判の良くなかった風景の挿入も、その一部として好きな表現方法だったのですが、後半はなくなっちゃったね。

もうひとつ、このアニメに関して特筆すべきは、声優さんのがんばりでしょう。
本で読んだときに想像した以上の、絶叫とマシンガン独り言。
アニメ化後に原作マンガを読むと、声優さんの声が聞こえてくるのはどんな作品もそうですが、そういう意味では「日常」の場合は視聴の前と後では、印象ががらりと変わってしまうほどでした。
あと、意外に台詞が実際の日常会話で使用できる汎用性が高いよ(w

● 機動戦士ガンダムAGE

絶賛放送中であり、各所で波紋と議論を読んでいる、ガンダム最新作。
事実、ガンダムシリーズやロボットモノという以前に、アニメの文法としておかしな点が多く見受けられます。
なので嫌う人の意見もよくわかるのですが、私はなぜかいまだに嫌いになれないアニメです。
3世代に渡る100年の物語の、まだ1世代目なので、この先に期待と不安を持って挑みたいところです。

2世代目のビジュアルをネタバレでみましたが、デシルはどうなってるんだろう。
フリットの世代で死んじゃうんだろうか。
まあ、大きくなったら価値も落ちるしな(を

 

今年最もアニメ界隈では話題をさらった「魔法少女まどかマギカ」は、私は未視聴。
北海道ではテレビ放送されなかったしね。
それなのに、ネットで伝え聞く情報だけで、ほぼ全話の内容や、名台詞の数々などが理解できるようになってしまったところ辺りは、「エヴァンゲリオン」などのような一世を風靡した金字塔作品のカリスマを感じさせます。

あと、いまさら知った「gdgd妖精s」は、DVDの購入を決定しています(w

 

● 仮面ライダーフォーゼ

毎年、放送前にはデザイン公開でファンをやきもきさせる平成ライダー。
今年も「なんだ、この白いスカイゼルは」と各所で心配されましたが、始まってみれば愉快痛快。
日本じゃ受け入れられないんじゃないかと思っていたスクールカースト制度も違和感なく伝えられていて、私達大きなお友達は勿論、小さな視聴者達もすっかり「天ノ川学園 仮面ライダー部」に入部させられちゃったみたいですね。

現在の放送までに、敵側であるホロスコープスの存在や、新たな仮面ライダーであるメテオ(メテオギャラクシーのかっこよさに惚れました)の登場と、また新たな展開が示唆されており、まだまだこれからの半年間、楽しませてくれそうです。

● 牙狼 MAKAISENKI

雨宮慶太監督による独特なヒーロー特撮のテレビシリーズ2作目。
今回は第1話以外で活動制限時間の表示が出ないのがさびしい。

相変わらず、映像のすごさを感じさせてくれるのですが、個人的に「第10話 秘密」がベストストーリー。
普通は見えないけれど、この世界には幻想的なものにあふれている……という世界表現。
ただ通り過ぎて行くだけなのに、圧倒的な存在感をもつ霊獣たち。
いつものようなハードな戦闘はまったくない回なのに、息も忘れるほど画面に引き込まれました。

 

● 「水曜どうでしょう 72時間!原付東日本縦断ラリー」(レビュー 10/5)
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/3d/515bd9c694045fc344367e192a85ce4d.jpg?random=b20130ee15b24d1c6c7f39c35790f568

ようやくDVD化された、カブの旅シリーズ第1弾。
私のように、当時これを観て励まされ奮い立ち、ロングツーリングに旅立った50ccライダーは数多くいると思います。
今年は「水曜どうでしょう新作 原付日本列島制覇」も放送されましたし、また新たにそうした仲間が増えているといいなぁ。

 

前編はここまで。
明日は後編を掲載し、年明けを待つことにしましょう。

コメント
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