レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

墓標には墓標を

2014年01月06日 23時05分12秒 | 西部劇

「墓標には墓標を」
原題:I Tre Spietati
1963年 伊/スペイン 104分
■監督:
 ホアキン・ルイス・ロメロ・マルチェント
■出演:
 リチャード・ハリソン
 ロバート・ハンダー
 グロリア・ミランド
 ビリー・ハイドン
 フェルナンド・サンチョ

●あらすじ
日本で初めて公開されたマカロニ・ウエスタン『赤い砂の決闘』に主演したリチャード・ハリソンが出演。
幼い頃に殺された父の仇討ちを誓った3人の兄弟の復讐劇を描く。
無法者に夫を殺害されたルイーズは、3人の息子ジェフ、クリス、ブラッドを女手一つで育て上げる。
彼女は息子たちが幼い頃から殺された父の仇討ちを誓わせ、やがて3人は立派な大人へと成長する。
ガンマンになったクリスは母の教えに従い、父殺しの復讐を果たすべく、犯人を探す旅に出る。
そしてある日、無法者のウエストフォールに出会う。
彼こそが父を殺した犯人であると確信したクリスは、ついに仇討ちを試みるが…。
(イマジカBSより)

★感想など
イタリア製ウエスタンだが、マカロニ以前の作品と言えよう。
実際内容はかなりハリウッド的と言え、イタリア製として見ると異色作に映る。
あらすじは悪くないんだけど、細かな整合性がほとんど無視されているのがイタリアっぽいか。
各兄弟のキャラを変えているのだから、各兄弟毎のエピソードとか、兄弟間の絡み。
それに珍しくフェルナンド・サンチョが善人役だが、腕の良いコックの設定も
実は隠れた名ガンマンである等の設定も全く生かされていない。
父親の仇を見つけて倒すまでのくだりもなんだかぐだぐだだったかな?
こう書くといかにもつまらなそうだが、観ている間は別にそこまでつまらんとは思わなかったけどね。
そう考えるとこの頃のイタリア製ウエスタンは不思議と言えるね。

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