レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ウィットネス・プロテクション 証人保護

2022年06月23日 13時15分20秒 | ドラマ

「ウィットネス・プロテクション 証人保護」
原題:WITNESS PROTECTION
1999年 アメリカ 101分
■監督:
 リチャード・ピアース
■出演:
 トム・サイズモア
 フォレスト・ウィテカー
 メアリー・エリザベス・マストラントニオ
 ショーン・ハトシー

●あらすじ
『ゴースト・ドッグ』のフォレスト・ウィテカー出演のサスペンス・ドラマ。
法廷で仲間に不利な証言をしたバットンは、国家の保護の下で別人として暮らすことになるが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これは映画じゃなくて、ケーブルテレビみたいだね。
まああちらのケーブルテレビの予算は邦画より全然多いので、クオリティが低いと言う事はない。
証人保護プログラムは日本では馴染みが無いシステムなので、題材は新鮮で面白かった。
だが脚本と言うか展開がイマイチだったなあ。
1時間くらい観ないと話の全体像が全然見えてこないんだよね。
全4話のドラマのうち、2話と3話だけ観てるような感じ。
こうなったキッカケとなる第1話の話は当分出てこないし、別の土地に行ったあの家族がその後どうなったのかの
第4話も無い。だがこれは本ドラマのテーマではないから、あえて描かないのも当然だろうけど。
保護される家族の父親は根っからの悪党のはずなんだろうけど
奥さんに頭が上がらないなど、妙に普通の人に見えてしまうので
余計に話の筋が見え辛い感じになってしまっている。
まあ本作のテーマに興味があればって感じかな。
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プロムナイト

2022年06月22日 13時09分38秒 | ホラー

「プロムナイト」
原題:PROM NIGHT
1980年 カナダ 93分
■監督:
 ポール・リンチ
■出演:
 ジェイミー・リー・カーティス
 レスリー・ニールセン
 ケイシー・スティーヴンス

●あらすじ
1974年。
廃校で遊んでいる最中に幼い少女を誤って殺害した4人の子どもは、このことを一生の秘密にしようと誓い合い、
警察は前科のある精神病患者を少女殺害の犯人として逮捕した。
数年後、4人組の一人であるニックは高校卒業を迎え、恋人のキムと共にプロムのキングとクイーンに選ばれる。
その矢先、逮捕された精神病の男が病院から脱走。
警察が会場を警備する中、高校のプロムパーティが幕を開ける…。
(ザ・シネマより)

★感想など
昔からこのジャケット写真が有名で、カナダ映画と言うのを広めた功績もあるんじゃないかな?
こちらから見るとカナダ映画もハリウッド映画も同じようなものに見えてしまうのは
1970年代~80年代に香港映画と台湾映画をごっちゃにしていたような物と同じだろう。
とは言えジェイミー・リー・カーティス、レスリー・ニールセンと言った、
ハリウッドで活躍している俳優を主演に使っているのだから、ますます違いが分からなくなるきらいはあるのだが。
だが決定的に違うのは、話の展開が遅くて結構退屈だったこと。
序盤の子供たちの残酷さによる少女殺しのシーンなどは、ハリウッドには無さそうな感じで
その後の展開に大いに期待したのだが、子供たちが高校生になってからの話は退屈そのもの。
ホラー的な話は全然なくて、最後に突然犯人が出てきて急にみんなを襲いだす流れ。
なので映画の大半が非常に退屈なのだ。
途中の見所はジェイミー・リー・カーティスの胸の谷間くらいだろう。
そう言えば本作を観て感じたことは、「スクリーム」の脚本で一時有名になったケヴィン・ウィリアムソン。
彼はきっとこの映画が大好きなんだろうなと思った。
何せ4人の子供が殺人事故を起こすが通報することなく逃げ出すが、数年後に一人ずつ殺されていくプロットは
まんま「ラストサマー」でぱくってるし、「スクリーム」で犯人が声を変えて電話してくるのも
本作の冒頭からのぱくりだろうね。犯人の変えた声の感じまでソックリだったよ。
とまああまり褒めるところが少なかったのだが、パート4までシリーズが続いたらしいのでさぞかし人気なのかと思いきや
続編以降は高校が同じってだけらしい!
そうなると毎回違う話なんだろうなと思ってあまり興味はなくなるが
なんとパート2には、37歳のマイケル・アイイアンサイドが高校生役を演じているらしい!
それは必見でしょ!
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肉の蝋人形(1953)

2022年06月21日 12時26分15秒 | ホラー

「肉の蝋人形(1953)」
原題:HOUSE OF WAX
1953年 アメリカ 85分
■監督:
 アンドレ・ド・トス
■出演:
 ヴィンセント・プライス
 フィリス・カーク
 チャールズ・ブチンスキー

●あらすじ
歴史に名を残す人物の姿をした蝋人形たちが、静かにたたずむ博物館。
金儲けしか頭にない強欲な経営者は、保険金目当てに自らの館に火を放つ。
我が子同然の蝋人形たちを救おうと、
燃え上がる館に飛び込んだ蝋人形師は、業火に焼かれて死んだかに見えたが…。
(Amazonより)

★感想など
こちらは20年後のリメイク作。
50年代B級映画の帝王ヴィンセント・プライスが主演な上に、
共演はチャールズ・ブチンスキー(チャールズ・ブロンソンの前の名前)
話の方は驚くくらい1933年版とそっくり同じで、舞台セットもまんま再現されているかのように似ている。
ただオリジナルに比べて細かいところに台詞で解説を入れるなど、オリジナルでは不明だったところを
さりげなく分かりやすくしている作りはありがたい。
おまけにヴィンセント・プライス演じる蝋人形師が素晴らしい演技で、これは完全にオリジナルを超えている。
脚本からもあのうざい女新聞記者が居なくなっているので、話としても大変観やすくなっている。
オリジナルより面白く、内容もほとんど変わらないんだから、こちらだけ観れば全然OKではないだろうか。
最初の炎に包まれるシーンも物凄い迫力で、本物の炎の近くで演技しているヴィンセント・プライスを見ると
当時の映画作りは狂気やなと思える程でした。
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肉の蝋人形(1933)

2022年06月21日 12時25分40秒 | ホラー

「肉の蝋人形(1933)」
原題:MYSTERY OF THE WAX MUSEUM
1933年 アメリカ 77分
■監督:
 マイケル・カーティス
■出演:
 ライオネル・アトウィル
 フェイ・レイ
 グレンダ・ファレル

●あらすじ
歴史に名を残す人物の姿をした蝋人形たちが、静かにたたずむ博物館。
金儲けしか頭にない強欲な経営者は、保険金目当てに自らの館に火を放つ。
我が子同然の蝋人形たちを救おうと、
燃え上がる館に飛び込んだ蝋人形師は、業火に焼かれて死んだかに見えたが…。
(Amazonより)

★感想など
久々の”オリジナルVSリメイク”シリーズ。
まずはこちらのオリジナルから。
あの名作「キング・コング」と同年に制作されているのに、カラーなのにビックリする。
これは後から色を付けたカラーライズではなく、実際に当時開発されていた技法らしい。
なのに不評だから止めてしまったとは驚く。白黒よりカラーの方が良いとはならなかったのかなあ。
そして「キング・コング」繋がりでフェイ・レイも出演。
フェイ・レイは当時スクリーミング・クイーンと呼ばれていたらしいが、
本作とか「猟奇島」とか観ると、確かにそう呼ばれるのも納得かも。
このオリジナルは女新聞記者が相変わらず図々しい上に、超自己中な性格で
次々とトラブルを巻き起こすのが、観ていて本当に不快だ。
どうして昔のアメリカ映画の新聞記者はああなんだろう。
まあこの女新聞記者が主人公なのか、終始出ずっぱりな所が耐えられないが
全体的にみれば面白い作品とは言える。
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SFフランケンシュタインの逆襲

2022年06月20日 12時58分54秒 | SF/ファンタジー

「SFフランケンシュタインの逆襲」
原題:FRANKENSTEIN MEETS THE SPACE MONSTER
1965年 アメリカ 76分
■監督:
 ロバート・ガフニー
■出演:
 マリリン・ハノルド
 ジェームズ・カレン
 ルー・カテル

●あらすじ
ロバート・ガフニー監督によるSFホラー。
地球の女性を我がモノにすべく、宇宙人の男女が円盤に乗ってやって来た。
次々と誘拐され、モンスターの手に堕ちていく美女たち。
サイボーグ戦士は彼女たちを救うため、宇宙人に戦いを挑むのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これまたユルユルな、宇宙人侵略モノだったよ。
ワンルームUFO、地球人よりIQが低い宇宙人、謎のただのモンスター、暴走するアンドロイド宇宙飛行士など
面子だけ聞いたらまるで「エリミネーターズ」のようである。
昔の映画と言うのもあるけど、展開もトロく話もイマイチ盛り上がらないかな。
侵略モノなのに、全体的に平和な雰囲気満載なのが悪くなかったかな。
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