林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

東北の私鉄と第三セクター鉄道-三連休東日本・函館パスの旅11.

2016-11-25 | 鉄道・旅行

 11.小渕早苗ちゃんと安穏な角館-田沢湖駅の午後

阿仁合駅で13:43始発の列車に乗り込むが、
少し早めに改札が開始されたので、
阿仁合駅に併設された車庫に留置されている車両の取材をする。
「内陸線資料館」に置いてあった「阿仁合周辺ぶらぶらマップ」によると、
「『阿仁』の名の由来は蝦夷語の『アンニ』(木立ちの意)から、
来たとされる説が有力なんだって!!」と書かれている。
阿仁合からの列車にはアテンダントが乗車しており、
車内販売や観光名所の案内などをしていた。
車内からは田んぼアートがいくつか見られ、それも紹介されていた。
阿仁合と小渕の間には秋田美人の田んぼアートがあった。

 

車窓から見た時には分からなかったのだが、
「内陸線資料館」のパンフレットによるとこの女性は“小渕早苗ちゃん”という名らしい。
たぶん地名の小渕と田んぼということで早苗と名付けられたのだろう。
途中の松葉では中国人と思われる外国人の集団が乗り込んできた。
通訳の女性も乗り込んでいて、アテンダントの解説を中国語に訳していた。
日本人には見放された田園風景も外国人から見ると魅力的なのかもしれない。
角館に到着し、ホリデーきっぷA(鷹巣←→松葉)」を見せて精算しようとしたら、
そのままどうぞと改札から出してくれた。
松葉までの切符の筈なのだが何故なのだろう。
角館は武家屋敷通りで有名だが、秋田内陸縦貫鉄道もそれに合わせ、
洋館と武家屋敷の和洋折衷の瀟洒な風情のある駅舎が設置されている。

 

以前角館に来た時は吹雪の中だったので安穏な角館の街を初めて堪能した。
JR角館駅は以前とは少し変わった感じがする。
駅前には駅の由来が掲示されている。

   駅名の由来-角館駅-

  地名の由来は諸説ありますが最近では、
 桧木内川と院内川が交わった角(かど)の地に
 館がつくられたことから「角館=かくのだて」と
 呼ばれるようになったのではないかといわれています。
 角館が歴史の表舞台に登場するのは、
 豊臣秀吉の小田原攻めに参戦した戸沢氏が、
 その巧により秀吉より「領知朱印状」を
 与えられたのがはじまりです。
  城下町として栄え、
 江戸時代の町並みが今も残る武家屋敷通りと、
 京都から輿入れした姫君が持参したという枝垂れ桜が
 しっとしりとした風情を見せてくれます。
  また桧木内川の桜並木や名産樺細工など、
 桜と縁のある町です。

角館から在来線で田沢湖まで移動する。
田沢湖線は秋田新幹線が走るために狭軌から標準軌に改軌されており、
それに合わせて標準軌の701系5000番台が充当されている。

 

これに乗って田沢湖まで行くが、
秋田新幹線で臨時列車が走った関係でダイヤが変更になっているらしい。
田沢湖に到着して駅前食堂に入り、夕食としてカツ丼750円を喰う。
キオスクでお土産などを買い、16:41田沢湖発の秋田新幹線「こまち62号」を待つ。


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