お登紀さんこと加藤登紀子さんは素敵な女性だ、と心から思う。
何故なら、綻びている男性に惹かれるそうだからだ。
シャツの擦り切れた袖や襟から生き様が丸見え、いやほの見えるような人が好き、とまで言って下さっている。
装いでも佇まいでも隙間や綻びや、頭と心が空っぽの男性でないと、女性は恋に落ちないかも、とも。
既成概念に捉われた装いはダメ、とも。
加藤登紀子さんは獄中結婚した最愛の旦那様を亡くされて、今、ひとり寝の子守唄。
NHKで旦那様との愛の想い出を語られた「男と女の旅路」には、心を打たれました。
包容力があり、情けも深いし、場数を踏んでいる。
この度の「女はここを見ている」(11/5朝日夕刊)を読んで、まるで森男のことを言ってくれてるみたいで、お登紀さんに百万本の薔薇を差し上げたくなっちゃった。
お登紀さんは、思いもよらないことが起るのが、人生の醍醐味です、そうです。
そうですそうです、人生まだまだですね。
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