山藤章二著「新イラスト紳士録」表紙から
そういう訳で、飯能PEPEへ矢沢永吉の「なんとかMY LOVE 」を買いに行った。
売場に永ちゃんのCDは沢山並んでいたが.....。
ところが、CDの文字が全然読めない。
永ちゃんの暑苦しい顔ばかり迫ってきて、さっぱり収録曲名が分からん。
顔や裸はもういいから、活字大きくしてよ。
密かに買いたかったが、しょうがない。カウンターでお兄さん店員に尋ねた。
服装はじじぃ然だし、緊張していたし、入れ歯がフガフガし、怪訝な顔されてしまった。
だが、案ずるより産むが易し。お兄さんはプロだ。すぐ、
あ、NHKのソングって番組。矢沢のバラードって最高っすね。
それってイエスマイラブです。
それで、シングルを欲しいんですけど..........。
最近の売場は凄く進歩して、端末叩くとすぐ商品の有無が分かる。
シングルは無くて、アルバムの方が曲単価安いっすよ、と。
そりゃそうだろうが、他の歌は興味ない。
興味無い物に3000円も払えるか? でも、無いならしょうがない。
ブログ1周年のご褒美として、清水の舞台から飛び降りた。
活字を大きくせよ、とケチつけながら、エスマイラブが入ってるCDを、とお願いした。
結局「矢沢永吉E.Y80’S」2548円だった。
YES MY LOVE (作詞ちあき哲也 作曲矢沢永吉)
いいさ ほんの 思い違い
それで go away, girl........
24時間 もたない恋の
熱をさらって southern breeze......
顔見知りの 苦っぽさに
Wink して yes my love
Yes my love
かぞえ飽きた こんな drama
そうさ "Good-bye, dream".......
かすり傷しか 置いてゆけない
めぐり遇いでも I can't stop.....
誰かにある 静かな朝
また探して 歩く
Yes my love yes my love
Yes my love
書いてみるとヘンな詞だね。
これは、パングリッシュだ。ハマのメリーさんの英語だ。進駐軍相手の売春婦英語。
品が悪い。せめてまりやさんくらいの詞にして欲しいね。
それに、格好つけてるけど、また振られた、ってことじゃないか。
永ちゃんは、人気絶頂でザクザク稼いでる。
何年か前にオーストラリアで何十億円もの横領被害にあった。
そんなお金持ちが振られてばかり。
半裸で大汗かいて、巻き舌で、振ってやったよあんなヤツ、と格好つける。
それが若いもんにはグッとくるんだろうねぇ。
但し、曲は滅法美しい。
TVで聞いたほどハワイアンじゃないが、これはこれでいい。
期待していなかった他の歌も結構良い。
歌詞はともかく曲は凄く良い。
やはり、食わず嫌いはいけないこと。
ただ、なるべく日本語でやって下さい。
日本語の発音の勉強も必要。
折角いい曲を出しているんだからね。
だけど、シャツくらい買ったらどうなの? タオルもさ。
debutして以来のfanである親父は、歌詞の意味など
どうでも良いのである。funky monkey babyに意味などないのです。southern all starsにおいてもしかり。流れるようなmelody, やはり永ちゃんには
Johnny大倉が必要ですね。
そうでした。パングリッシュにこだわる森男はオロカでした。
J・大倉君。確か20数年前に、遠雷落雷の多い栃木県で、トマト農家のアルバイトやってたのを見かけました。見事にはまってました。
不時着でなく、土着したのでは、と思いますよ。