林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

コロナウィルスの逆襲

2021-06-02 | 先輩のお言葉

動的平衡説で名高い福岡伸一先生は朝日朝刊に「新・ドリトル先生物語」を連載中です。
しかし一昨日、連載を1回休み「ドリトル的平衡」を書きました。

内容は、いま、人類が閉口している新型コロナウィルスの今後の見通しです。
以下、ドリトル先生と靴屋の息子スタビンズ君との会話を、かいつまんで転記します。

  スタビンズくん
  先生、このパンデミックは一体どうなっていくのでしょうか?

  ドリトル先生
  うむ、難しい問題だね。

  でも、人類と病原体のせめぎあいは、過去、幾度となく繰り返されたものだよ。
  そもそも病原体は好き好んで人間を病気にしたり、困らせたりはしていない。
  なんとか自分たちの居場所を求めて、さまよっているだけなんだ。

  生物と生物の関係は、弱肉強食とか適者生存とか言われるけれど、
  一方が他方を完全に滅ぼしたり、凌駕しつくすことはない。
  そんなことをしたら、結局は自分も滅んでしまうからね。

  だから生物たちはせめぎあいながらも、たえず共生を目指している。
  ところで、病原体にとって理想的な宿主との関係はどんなものだろうか。

  スタビンズくん
  それは.....程よいバランスを保つ状態でしょうか。

  ドリトル先生
  そうだね。さらに言えば、宿主に殆ど気付かれないまま居候することだね。
  なまじ宿主に病気を引き起こすから、見つけられたり、退治されたりする。

  だから病原体にとって安定的に存続する方法は、どんどん弱毒化、無毒化していき、
  しまいには気配を消すことだよ。そして実際、自然はそうなっている。
  流行が終息するということはそういうことなんだ。

  スタビンスくん
  でもそれには時間がかかります。

  ドリトル先生
  そう。短兵急に戦おうとすれば逆襲にあう。これも生命現象の常だね。
  病原体が共存体になるまで、待つしかないことになる。

  
         ▲福岡伸一先生

..............うーむ。

英国型・インド型・インド×ベトナム型は、コロナウィルスの逆襲か。
スカ首相が「東京五輪のために」強引に進めるワクチン接種は、まさに短兵急です。

あと半年くらい待つことで、弱毒化無毒化すなるなら我慢しよう。
それに再び囁かれている武漢ウィルス研究所創出流出疑惑もある。
だととすると.........。

  ドリトル先生つまり福岡伸一先生は、何を仰りたいのだろうか。

  冒頭写真は、5月31日付連載に添付された写真を転写しました。

  210602


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4 コメント

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Unknown (yusasa228)
2021-06-02 11:29:44
ささやんです。武漢ウィルス研究所創出流出疑惑と、福岡説との関係ですか。興味深い問題です。森生さまのお考えを聞かせていただければ幸いです。
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勘ぐる (森生)
2021-06-02 22:05:10
ささやんさま
連載小説を1回分休止し この一文を書いた理由ですか?

多分 一斉にワクチン接種に走り出した状況に 不安を感じているのではないでしょうか
そんなに 慌てる必要はないですよ ということかもしれません
接種直後の副作用のほかに 数年後の副作用も考えられますからね

武漢疑惑 始めは悪意のあるデマ と感じていましたが その後の あの国の振る舞いを見ると 本当のことかもしれないと思います
あの国は 何をするか分からない国です
トランプは去りましたが あとは習とプーチンです
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Unknown (小肥り)
2021-06-03 11:55:32
我輩も新聞取り出して読みました。
病原体が気配を消して人類と穏便に共存する。
それが双方にとって理想である・・・そんなふうに読めますが・・・
我輩もそれを望みます。
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納得 (森生)
2021-06-03 22:12:36
小肥りさま
動的平衡は 何やらよく分かりませんが このドリトル的平衡は 分かりました
しかしながら この平衡は あと何万年もしてからのことですよね
今 勧められているワクチンは 遺伝子を弄ったもの と聞いてます
食品はダメなのに ワクチンならいいんですかね
どうも最近 もやもやが多くて..........
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