在りのまま
在りのまま自然は素直で敏感、私が週に一度は訪れる低山、高い山にはない極平凡な魅力があって、今の時期歩くのが楽しい季節である。雪も美味しい水も、冷たくあしらう岩稜もない低い藪山、その...
ありのまま
人はなかなかこの状態になれないものである。
その点自然は素直と言うか自然体と言うか、ありのままの姿を環境の変わるなかでみせてくれる、その変わり果てたありのままの姿をみせられるとその消滅に加担している人の一面をみている気がする。
確かにありのままと言うのは無抵抗な姿なのかも知れないが、実際にその崩れて行く姿をみると哀しく、形、命は何れ崩れるもの、そうわかっていても現実に山で遭遇すると哀しい。
生きるということを自然体に委ねる、それがありのままの形であり自然、そのことをいつも自然から学ばされる。
自然
自然は体裁を気にすることなく
ありのまま生きている
そう思われているが
いま
環境破壊が進むなか
危機と消滅に遭遇しながら
自然は必死に生きている
この哀しい表情こそ
人が味わう前の警告かな。
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