笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

2023年灼熱の海の日の、ファンタスティックビースト巡り in 浦賀(^^)/

2023年07月20日 00時39分46秒 | 日々雑記
今回は、源頼朝が「源氏再興」を祈願し、それが成就したことから「願いが叶う」といわれる叶神社でございます。
横須賀って、なかなか面白い木鼻彫刻があるようなのですが、車で回るしかないような場所もあるわけです。「無理はしない」がモットーなワタクシは「公共交通機関と徒歩で行けるところしか行かない」と決めているので、どこかないかな~、と探していたところ、叶神社を見つけたのでした。しかもここは西と東に分かれていて、そこを「渡し舟」で行き来する、のだと。 「渡し舟!?」これはもう行くしかありません(^^)b
そして、横須賀といえば、カレーよね、ということで、

 横浜のお友達と、朝8:30分に横浜駅に集合
  →9:30分に浦賀駅をスタート(①のルートを往復です)
  →西叶神社
  →渡し舟で対岸へ
  →東叶神社
  →渡し舟で戻り、徒歩で浦賀駅
  →ランチ
 横浜で解散

というコースを作ってみました。

浦賀駅から歩くこと20分。左に入り江を眺め、このようにエネルギー補給しながら西叶神社を目指します。

とにかく熱い。太陽光が刺さります( ;∀;)


西叶神社に到着



もう、みるからに霊獣うようよ感が漂う向拝(^^)さぁ、行ってみよう!



唐破風懸魚は鳳凰


妻虹梁上の彫刻は、菊に山鵲(さんじゃく)

※山に住む鵲(かささぎ)のこと。山鵲は鳳凰のお供をする脇侍的存在でもあるそうですφ(..)メモメモ


水引虹梁上の彫刻は龍。


歌舞伎役者のような「見え切りの龍」でございますよ! なんなの、この表情わ!

(あー、角度を変えてもっと撮っておくんだった~(T_T)暑くてそこまで頭が回らなかったよぉ~)


木鼻は、獅子と象 吽形の獅子に大きな亀裂が。


持ち送りは、常緑の松と一家繁栄を示す雀、と竹。
ふくふくとした、こぼれ落ちるような雀の姿が可愛い。



向拝天井の龍の彫刻 全て龍?(^-^;)すご。 
なんかエイリアンの幼生が詰まっているような生々しさでございましたよ。


こんなのが、28体もあるらしい!!


そして、左右の海老虹梁上にも大きな龍の彫刻が!

右側の龍(阿形)


左側の龍(吽形)


西叶神社のこれらの彫刻を手掛けたのは、後藤利兵衛という彫刻師で、叶神社の彫刻群は彼の生涯を通じて最高傑作とも言われているんだとか。1815年生まれの彼が、1840年から43年にかけて手掛けた作品ということですから、若干25歳~28歳の作品ということになりますね。なるほどね~。彫刻のことは詳しくないけど、気力も体力も、そして度胸も申し分のない若いエネルギーに満ちた職人だったんだろうな。今度行く機会があれば、そういう目(どういう目だ)で作品を眺めたいな~、と思いました(*^^*)

そして、渡し舟に乗って対岸へ


渡し舟の乗船時間はほんの5分程度ですが、海面が真近で、気持ちのいいことったら(^^)/


対岸から見える、西叶神社。


東叶神社



境内から鳥居を眺める。目の前が海。

叶神社が東と西に別れているのは、1692年に幕府の政策により浦賀村が東と西に別けられたからだそうです。

船着き場脇のカフェで一服。次回の計画などを話し合い。。。再び渡し舟に乗り、来た道を戻り、浦賀駅から横須賀中央に移動です。本日のランチは「横須賀のカレー人気ナンバーワン」のNIRVANA 横須賀中央店で頂きます(^^)v
横須賀といえばカレーだし、どうせなら人気ナンバーワンのお店で食べよう、と。


2色カレーセット(豆カレー、キーマエッグ)を頂きました。
ナン、作り立てで美味しかったです。ごちそうさまでした。


いつものように、「今日一日、転ばずに、楽しく過ごせますように」とお願いをしたこともあり、体温越えの炎天下にへたばることなく、無事に霊獣巡りを楽しむことができました。
西叶神社の彫刻、よかったな~。また行きたいな(程よい気候の時にね)。

西叶神社のサイトは、こちら
コメント
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