笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「生田緑地ばら苑」に行きました

2015年06月01日 18時26分26秒 | 日々雑記
「10年ぶりの再会」で、次回は5月に!との約束とおり、31日に生田バラ苑に遠足に行きました。
昔は駅からモノレールで行きましたが今は徒歩。バラ園内までは30分くらいはかかります。
生田緑地ばら苑は、向ヶ丘バラ苑(だったか)と言う名前で2002年に民間会社から川崎市が管理を引き継ぎ、以後ボランティアの皆さんが運営しているバラ苑なのですよ。で、2002年の閉園直前に私ここに来ていました。

バラの時期としては、やや「盛りを過ぎた」感も否めませんでしたが、それでもこの広いバラ園を管理なさるボランティアの皆さんの、バラへの愛情、この公園への愛着がヒシヒシと伝わってきます。
来年はもう少し早い時期に来たいなぁ、と思うほど様々な品種が見事に育っていました。


バラって本当に「花の女王」だと思う。


プロの画家の方(http://www.facebook.com/fumio.ito.92)が作品を描いていらっしゃいました。

2002年にここが閉園になると聞いたときには、胸が潰される気がしましたよ。
こんな見事なバラたちを「抜いて(処分して)」しまうのか、と。
私も植物を育てていますから、自分なりにいつも思うのですが、興味のない人にはどんな植物でも「ただの草」なんですよね。
育てられなくなったら、もう管理できませんから抜きましょう、なのです。動物と違って植物は声もあげませんし抵抗もしません。
でもね、

美しいバラ園がずっと続くものと信じて、バラに水をやり肥料をやり、病気や害虫を防いでやり、時にはバラに語りかけ。 そうやってバラを育む仕事に従事してきた人たちの気持ちはどうなる。

季節ごとに咲く美しい花を見て、元気を貰ったり、なぐさめられたりした人たちの気持ちはどうなる。。。

なんかそういうことにまで、私は想いが行ってしまうのですね。人って、花にそういう想いを持つものなんじゃないだろうか、って。

バラ園で募金をしてふと思ったのは、人の善意にはいつか限りが来る、ということ。
ひとつの企業で面倒を見られないのなら、いっそ複数の企業が文化事業の一環として寄付金を出し(時には人も)支援すればどうだろう。川崎市はそんな企業になんらかの税制上の優遇措置がとれないものか。。。
ナショナルトラストほど規模が大きくない「地域トラスト」みたいな発想で保全が図れないだろうかなどと、柄にもなく難しいことまで考える自分がおりました(とっくにそんなことは考え済だと思いますが)(^_^;)しかも私は藤沢市民だ。

バラの季節は11月にもあるのですが、もし開園されるのならまた行ってみようかな。。
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1 コメント

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「生田緑地ばら苑」に (伊藤文男)
2015-06-01 23:45:54
こんばんは。昨日はばら苑での思いがけない出会いを頂き感謝です。さっそくにメールにお返事を頂いて、嬉しく思います。またブログも見させていただいて、感激しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。明日は谷津でTV取材を受けます。お休みなさい。伊藤文男
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