治療で得るもの

ここ数日の朝日新聞「患者を生きる」のテーマが、不妊治療について・・・ですね。

「不妊治療で得たものは、子供だけではない」という内容です。
夫婦で力を合わせて頑張る事の素晴らしさという崇高さを感じさせる内容です。

”顕微授精を繰り返す治療は苦しく、きれいごとではない。でも、夫婦が同じ目的を持った日々を経て信頼感が強まった。”
”体外受精で流産を４回繰り返した末の妊娠・出産。子供が出来ない時も「今が一番幸せ」と思って生きてきた。淡々と受け止めていきたい。”
”顕微授精１度目は子宮外妊娠。二度目の顕微授精後に無事に子宮内妊娠するが、それも１ヵ月後に流産。顕微授精’３度目の正直’で無事に妊娠・出産。身体も心も無傷だったわけではない。そこまでして子供を持とうとするのか・・・の考え方は夫婦それぞれのかたちがある。”
”結婚すれば、いつか普通に子供は生まれる。根拠がないのに、そんな思いがあった。夫婦仲はとても良い。いつか出来る日がくるかもーと希望は捨てないでおこう。”

などなど・・・、「患者を生きる　不妊治療」は１２回（明日からあと７回）続くそうです。
ご興味がおありの方、どうぞじっくりとお読みになられて下さい。

結果だけが人生ではないので、結果だけを求めて苦悩するのではなく、そこまでの経過を大切にされて前向きに明るく臨まれて欲しいと存じます。
不妊治療だけでなく何をするにも、苦悩してしまうと、前途多難になってしまいがちです。
前途多難の”多”をなるべく”少”にかえていきましょう。

本日の添付写真は『ガーベラ』です。
花言葉は　”神秘・崇高美”　です。

ーｂｙ事務長ー