とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

『凍結融解胚移植』って何ぞや?

2007年05月25日 | Weblog
先日、『胚』=受精卵とお伝えしました。

『凍結融解胚移植』とは?
言葉通りに解説するならば、体外に取り出した卵を無事に受精させ、その受精卵=『胚』を凍結し、その凍結した『胚』を融解してあげて子宮の中に戻してあげる事です。

卵を取り出したその周期に『胚』移植する事(新鮮胚移植)もあれば、『胚』をひとまず凍結してあげて別の周期に『胚』移植する事(凍結融解胚移植)もあります。
子宮に戻す時の子宮内膜がしっかりと整っておらず、うまく着床出来ない環境である場合もあるからです。
ですので、『胚』移植に適した子宮環境・ホルモン環境をしっかりと整えてあげて移植する場合にもちいます。

体外受精・顕微授精の場合、受精卵が綺麗に分割するところまでは確認出来ます。
あと残すところは、しっかりと着床出来る子宮内膜を整えて移植を待つというところです。

『胚』移植に立ち会う時、「無事に着床しますように!」とひたすらひたすら祈ります。
念力の域にまでなっておりますので、かなり真剣です。
真剣すぎて目を血走らせて超音波画面を覗き込んでいる自分を感じます。

望むところに結果ありき~となりますよう!!
ーby事務長ー
コメント
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