5月の受付便り
こんにちは!
今月は『葉酸』についてお話させて頂きます。
皆さんは、葉酸を摂取されていますか?
葉酸は、ビタミンB群の水溶性ビタミンで造血に作用します。
水溶性の為、体内の蓄積性は低く、
毎日摂取することが大切だと言われています。
ほうれん草や小松菜、ブロッコリー、グレープフルーツ、イチゴ、レバーなどに多く含まれています。
葉酸の働きは、貧血を予防したり、体内の粘膜の調子を整えたり、
血液をサラサラにしてくれる効果があります。
そして、妊婦さんにとってはもう一つ、
妊娠初期の赤ちゃんの発育(特に妊娠7週頃まで)にとても欠かせないものです。
妊娠中の葉酸が不足をすると、
二分脊椎(神経組織が障害されて、運動障害や膀胱、直腸障害が起こることがある。)や、
無脳症(脳の形成不全)となるリスクがあります。
そのため、妊娠計画時からしっかりと摂取をすることが大切になります。
そして、目標摂取量ですが、
妊娠を希望されている方や妊娠中の方は400μgが一日の目安です。
これは、食事で換算するとほうれん草なら7~8束、
ブロッコリーなら10房程度の量と言われています。
また、葉酸は熱に弱く、調理で約50%が分解されてしまったり、
水溶性のためにゆで汁に溶出するため、調理によって失われやすいものでもあります。
かつ、水溶性は一度に大量に摂取をしても体内に溜めておくことが出来ないため、
尿や汗と一緒に体外に排出されてしまいます。
そのため、サプリメントでの適量摂取がおすすめです。
他の栄養素との相乗効果が得られるため、
食事直後の方が効果を高めることが出来ます。
また、大量のアルコールは、葉酸の吸収・代謝を妨げてしまいます。
最後に、過剰摂取(一日量1mg以上)は、
自身が発熱やじんま疹などを起こしたり、
生まれた子どもが喘息になったりするリスクが報告されています。
ただ、厚生労働省の発表では、
妊婦さんの1日の葉酸の摂取量を5,000μgまでは問題ないとしています。
厚生労働省より妊婦可能な女性全てに、葉酸を摂取するよう呼びかけもされています。
しっかりと体調を万全にした状態で、一緒に頑張ってまいりましょう!
とくおかLC受付・医療事務スタッフより
とくおかレディースクリニック
こんにちは!
今月は『葉酸』についてお話させて頂きます。
皆さんは、葉酸を摂取されていますか?
葉酸は、ビタミンB群の水溶性ビタミンで造血に作用します。
水溶性の為、体内の蓄積性は低く、
毎日摂取することが大切だと言われています。
ほうれん草や小松菜、ブロッコリー、グレープフルーツ、イチゴ、レバーなどに多く含まれています。
葉酸の働きは、貧血を予防したり、体内の粘膜の調子を整えたり、
血液をサラサラにしてくれる効果があります。
そして、妊婦さんにとってはもう一つ、
妊娠初期の赤ちゃんの発育(特に妊娠7週頃まで)にとても欠かせないものです。
妊娠中の葉酸が不足をすると、
二分脊椎(神経組織が障害されて、運動障害や膀胱、直腸障害が起こることがある。)や、
無脳症(脳の形成不全)となるリスクがあります。
そのため、妊娠計画時からしっかりと摂取をすることが大切になります。
そして、目標摂取量ですが、
妊娠を希望されている方や妊娠中の方は400μgが一日の目安です。
これは、食事で換算するとほうれん草なら7~8束、
ブロッコリーなら10房程度の量と言われています。
また、葉酸は熱に弱く、調理で約50%が分解されてしまったり、
水溶性のためにゆで汁に溶出するため、調理によって失われやすいものでもあります。
かつ、水溶性は一度に大量に摂取をしても体内に溜めておくことが出来ないため、
尿や汗と一緒に体外に排出されてしまいます。
そのため、サプリメントでの適量摂取がおすすめです。
他の栄養素との相乗効果が得られるため、
食事直後の方が効果を高めることが出来ます。
また、大量のアルコールは、葉酸の吸収・代謝を妨げてしまいます。
最後に、過剰摂取(一日量1mg以上)は、
自身が発熱やじんま疹などを起こしたり、
生まれた子どもが喘息になったりするリスクが報告されています。
ただ、厚生労働省の発表では、
妊婦さんの1日の葉酸の摂取量を5,000μgまでは問題ないとしています。
厚生労働省より妊婦可能な女性全てに、葉酸を摂取するよう呼びかけもされています。
しっかりと体調を万全にした状態で、一緒に頑張ってまいりましょう!
とくおかLC受付・医療事務スタッフより
とくおかレディースクリニック