とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

「理念の共有」

2013年05月27日 | 不妊
「理念の共有」となると、
何だか漠然として、よく解りませんね。

「方向性の共有」となると、
少し意味がとりやすくなるかもしれません。

生活していくにあたって、とても大切なものだと思います。
不妊治療においても大切なものですね。

雇用関係にもいえるでしょう。

当院は、院長をはじめスタッフ全員が、
「1周期でも早く妊娠されて、無事に出産されて、生き生きと子育てして頂く事!!」
を、心から望んで働いています。
それが、当院の理念だから!!です。
もし、スタッフの中に、
一人でも「そこまで願って仕事していないんだけどね・・・」というような人がいたり、
常にいい加減な態度、いい加減な対応で、仕事をしていたりすれば、
それは、当院の理念から外れる事になります。
また、一人でも多くの患者さんが子宝に恵まれるよう、
知識と技術を日々磨いていく努力を怠らない事も、理念のひとつとなります。
それが出来ない、そこまでする気がないのであれば、
早い段階で、理念の違い=方向性の違いを判断しなくてはなりません。

それは、不妊治療でも多いにいえる事です。
当院は、初診時に、必ず、
治療のスケジュールをお渡しして説明させて頂いております。
実年齢・卵巣年齢の違いもシビアに説明させて頂いております。
ですので、
30歳の方と、40歳の方が同じ進みをしていく事はありません。
また、まるまる1周期ほど、患者さんの卵巣の様子を診ていかなければ、
初診で断定的な話をする事は不可能です。

そこをしっかりとご理解頂けるのか?どうなのか?を見極める事が、
お互いにとって必要となります。
理念が合わなければ、方向性が合わなければ、
より良い結果を導き出す事は出来ませんから。

仕事でも治療でも言える事ですが、
その人その人それぞれの好き嫌いの感情や希望を優先する事が方向性の共有ではなく、
必要な物事(治療では検査となりますし、仕事では上記となりますね)を実施して、
きちんと判断して、しっかりと導き出して、
それを踏まえて、同じ方向性を向いて頑張る事が大切ですね。
それが「理念の共有」なのだと思います。
「理念の共有」は大切なものなのだと思う今日この頃です。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック


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