ここのところ、やたらとお目にかかるお方がいらっしゃいます。
前島密(まえじま ひそか)さんです。
天保6年1月7日のお生まれで「郵便制度の父」とも呼ばれ、
1円切手の肖像で知られていらっしゃいます。
この1円切手は、昭和22年の初発行から1度もデザインが変更されておりません。
そして、2円切手は真っ白でふわふわの可愛いエゾユキウサギです。
10月1日の消費税10%に合わせて、
62円切手が63円となり、
82円切手が84円となりました。
増税前に購入した分が残っているので、
おのずと1円切手や2円切手の登場が増えます。
消費税3%が導入された1989年(平成元年)に、
手紙が60円から62円に、ハガキが40円から41円に値上げとなりました。
その後、1994年(平成6年)に、
手紙が62円から80円に、ハガキが41円から50円に値上げとなりました。
この値上げは大きかったですね。
2014年(平成26年)には、
消費税が5%から8%に改定するに伴って20年ぶりの値上げとなりました。
手紙が80円から82円に、ハガキが50円から52円に。
2017年には、人件費の上昇に伴い、
ハガキのみが52円から62円に値上げとなりました。
そして、今年2019年10月1日から消費税が10%となり、
手紙が82円から84円に、ハガキが62円から63円に値上げとなりました。
郵便切手だけでなく、年金もどんどん上がるし、保険料もどんどん上がるし、、、
それなのに、年金受給年齢は先延ばしにされていくし、、、
これからを生きる人達に安らぎはあるのか?という思いですが、
可愛いデザインの切手も出されるのを楽しみにしたいと思います。
そして、
まだまだ前島密さんとエゾウサギの切手は多用される事でしょう。