とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

毎日マスク・・・マスク毎日

2020年04月29日 | Weblog
当院のスタッフ全員がマスク着用を開始したのって、いつだったかな?
もう記憶にないくらい、毎日、マスク着用の日々となっております。

こんなに毎日、マスクを着用して生活をするのは、生まれて初めての経験です。
ですので、
こんなに長い期間、お化粧をせずに外出出来ている毎日というのも珍しいと思います。

私は、花粉症気味なので、花粉の時期は目も鼻も辛いのですが、
積極的にマスクを着用する事はせずにおりました。
薬服用で調整しての花粉症対策です。
が、今は、毎日、朝から晩までマスク着用者として生活しております。
これは、私だけでなく、今現在の世の中の方々、皆がそうですよね。

連日、マスクをしていて実感した事は、マスクの下にある顔は相当緩んでいるなぁ、、、という事。
顔が覆われている安心感から、マスク下の口元が緩んで、顔自体がたるむのでしょうね。
ウエストのないゆるい洋服ばかり来ていると、ウエストが無くなるのと同じです。

お化粧せずに外出出来るのは、とっても楽ですが、
やはり少しでも早くにマスクから解放される日々になりたいものですね。

皆様、本日4月29日から5月6日まで、ステイホーム週間です。
(当院は、4月30日・5月1日2日は通常の診療を行っておりますが)
ゴールデンウィークだから外に出なくては!ではなく、
この1週間は、自宅で安全に過ごして、自分自身と向き合う日々にしたいものです。
思うように外出も出来ない事態を不安に思うのではなく、
神様から与えて頂いた有難いステイホーム時間と受け止めましょう。
移される側にもならず・移す側にもならないように、安心安全にお過ごし下さいませ。
この時期を大切に過ごして、コロナ感染者を増やさないように致しましょう。

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今、読み途中の本「やさしさ過剰社会」

2020年04月29日 | Weblog
タイトルのように、現在、読み途中の本があります。

”「やさしさ」過剰社会”というタイトルで、日本の心理学者・榎本博明先生が書かれた著書です。

確かにそうだ!!と思う点が多々出てくる本です。
榎本博明先生の文章をごく一部だけ 『 』 内にアップさせて頂きますね。


『ほめられて育てられ、ほとんど叱られたことがないという若者が増えている。
・・・略・・・
そんな若者ゆえに、厳しい扱いには非常に弱い。厳しく注意されたりすると、傷ついたり、落ち込んだりしやすい。
まずい点を指摘されても、そこを反省して直そうという気持ちよりも、不快感の方が強く、反発する気持ちの方が勝る。
あるいは傷つきに耐えられずに逃走する。
・・・略・・・
だが、よりよいものにするように指導を受ける立場で、はたしてそれでいいのだろうか。
そんな姿勢で成長できるのだろうか。直さないとまずい点をはっきり伝えてないで、このような相手に通じるものだろうか。
そんな疑問が湧いたものだった。
・・・略・・・
全国の頂点をめざしている選手やプロをめざしている選手のように、本人の中に自分に対する厳しさがある場合は、
自分からチャンレンジして頑張っていくから、放っておいてもかまわないだろう。
だが、自分に甘いタイプの場合は、周囲が甘やかすと、潜在能力を十分発揮することなく日々が過ぎていくため、
あえて厳しい環境を用意する必要がある。
・・・略・・・
企業の経営者や管理職と話すと、最近の若手の扱いが難しいとだれもが口にする。
それは、これまでのように注意したり叱ったりすると、落ち込んで仕事が手に付かなくなり、
ひどいときは翌日から休んだり、逆ギレして「傷付いた」「パワハラだ」「許せない」と訴えたりしてトラブルになるからだという。
・・・略・・・
このような傷つきやすい若者は、社会に出ていきなりそうなったわけではないはずだ。
望ましくない行動をしても、義務を果たさなくても、厳しく叱られることがない。
そうした叱らない子育てや教育の結果、傷つきやすい心がつくられてきたのであろう。
・・・略・・・』


「優しさ」は、「甘さ」や「ぬるさ」ではありません。
相手を思っての「厳しさある優しさ」、、、それが大切なのだろうと思います。

経営者としてスタッフを採用し育てていく立場にある私も、実際にヒシヒシと感じている事です。
私共は、いらして下さる患者様に結果を出していく仕事であり、医師を筆頭にしたチーム医療の現場となります。
そこで、個々の我が侭を通していきたい方、知識や技術の向上努力をしたくない方、私生活第一優先の方、、、には厳しいと思います。
また、医療以前に、社会人としての基本的なマナーをわきまえておられない方も。
チーム医療を乱すだけとなります。

成長過程で、家庭環境のみならず、
厳しい習い事や部活動をするとか、学生時代に厳しいアルバイトを経験するとか、、、それだけでも違うと思います。

まだ著書の途中までしか読んでおりませんが、
私の感想は、、、
注意を受けたら素直に受け入れる「素直さ」
自分の立ち位置を認識できる「謙虚さ」
厳しい状況を乗り越えていける「頑張り力」
挫折して落ち込む事があっても心が折れない「立ち直り力」
知識も技術も習得して伸びていける「自己努力」
都合が悪いと誰かのせいにする人がいますが、そうではない「自己責任感」
それらを備えられる環境が大切なのだろうと思いました。
採用の際には、
その辺を持ち合わせた方々と出会って、
そのような方々と、同じ方向を向いて、仲間として進んでいきたいものと思います。

皆様、明日4月29日から5月6日までは、ステイホーム週間となります。
自宅で本を読んだり、観たいテレビを見たり、楽しいラジオを聴いたり、
しっかりとステイホームして、コロナ感染が縮小するように協力して参りましょう。
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