10月の診療部便り
皆様こんにちは!
10月からインフルエンザワクチン接種開始となります。
そのため、
インフルエンザの流行シーズンの前に、
感染予防について改めてお伝えしたいと思います。
①インフルエンザワクチンの予防接種
妊娠すると抵抗力が下がり、インフルエンザにかかりやすくなった、
インフルエンザにかかったときに重症化しやすくなります。
インフルエンザの予防接種をすることで、
インフルエンザにかからずに済んだり、
かかったときの重症化を抑えることができます。
②外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは、
手指など体についたインフルエンザウイルスを除去することができます。
インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
③適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、
インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、
加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養と、
バランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
⑤人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、
特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、
人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、
ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
⑥室内ではこまめに換気をする
新型コロナウイルス対策としても、十分な換気が重要です。
短時間に窓を全開にするよりも、
一方向の窓を少しだけ開けて常時換気を確保することで、
室温変化を抑えて換気することができます。
インフルエンザに罹患してしまうと、
不妊治療の中断をせざるを得ない状況が出ます。
妊婦さんでは重症化しやすくなりますので、
今年もしっかり予防行動を徹底していきましょう!
早めのインフルエンザワクチン接種をお勧め致します。