とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

TBS日曜劇場 『とんび』

2013年01月21日 | 映画・ドラマ
重松清氏の小説『とんび』のドラマが、先週から始まりました。

先週の初回も、涙が次から次へと溢れ出て、
昨日第2話も、涙が次から次へと流れ出ました。
悲しい涙ではなく、愛溢れるものへの感動からくる涙です。
「心のお掃除をしてくれる涙」です。
NHKにて、2年前に前篇・後篇で放映されましたが、
その時も、涙・・・涙・・・で拝見致しました。


幼い息子を残し妻に先立たれた不器用な父親が、
周囲の温かな支えを受けながら、
悩みながらも一生懸命に息子を育てていくシングルファーザー物語です。

キャッチコピーは、
「どうしようもなく不器用な父が、ただ一つ、僕を精一杯愛してくれた30年の物語」。
悲しみや苦しみや困難を乗り越えて、優しく強く生きていくという素敵な物語です。

経済の豊かさを求めていた時代が終わり、
この数年は、
心の豊かさを求める時代になりました。
そんな時代に、とてもよく合うお話です。

そして、ものすごく感動してしまったのが、
第1話の子役(3歳の役)の子も第2話の子役(6歳の役)の子も、
とにかく演技が上手い!
演じているというよりも、役になりきっています。
あの歳で、あれだけ自然な感情表現が出来るというのがすごいです。
すごい子役発見!!というところです。

このドラマにもよく出てきますが、
「鳶(とんび)が鷹を生んだ」という言葉・・・
鳶<<<鷹という感じで、とんびに失礼かと思いますが。

鷹は、高く勇ましい優れた飛行能力を持ち、
「猛」などを語源とする鳥で「一富士二鷹三茄子」など縁起物にも登場し、
古くから尊重されてきました。

とんびは、体長の割に体重がかなり軽く、
独特なフワフワと揺れる飛び方が、
どこかフラフラしている不安定な姿に見える身近な鳥です。

好みの問題という事ですね。

親子に関する諺では、
他にも、
「親の七光り」
「蛙の子は蛙」
「瓜のつるに茄子はならぬ」
「竹の子親まさり」
「鳶の子は鷹にならず」などなど・・・。

親の光はないよりあった方がいいし、
一光よりも七光りと・・・強いにこしたことはないけれど、
蛙や鳶でいい・・・と開き直ってみる今日この頃・・・です。
ですが、
蛙は蛙なりに、鳶は鳶なりに、
謙虚に、ひたむきに、毎日、努力は重ねていきたいと思います。

ーby事務長ー


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