航空会社のオーバーブッキングが原因で起こったトラブルです。
4月9日、シカゴのオヘア国際空港のユナイテッド航空の機内で起きました。
シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きの3411便、
シカゴ17時40分発のルイビル20時02分着です。
オーバーブッキング(過剰予約)が発生し、
4名がその飛行機を降りないとフライトできない状況となりました。
航空会社のオーバーブッキングは珍しい事ではありません。
が、その対処が大きく間違ったものでした。
ユナイテッド航空側は、800ドルと翌日のフライトを提示して、
翌日のフライトに移行可能な乗客を募りましたが、
地上で対処しきれないまま搭乗となり、満席状態の機内となりました。
ユナイテッド航空側は、抽選というかたちで、降りて頂く4名を選ぶ事にしました。
当たると嬉しい抽選ではなく、絶対に当たりたくなどない選ばれたくない抽選です。
3名は大人しく飛行機を降りていきましたが、1名の男性客が降りるのを拒みました。
その男性は、アジア系の男性医師で、翌日の患者さんの診察を控えているので、
その日のうちにルイビル空港に降り立ちたかった理由があります。
例えば、当院の院長に置き換えますと、
翌朝に採卵手術が控えている身にもかかわらず、
抽選で飛行機を降ろされて、翌日のお昼の便に移ってね!!と言われて、引き下がる事など出来ません。
降機を拒むに決まっております。
(すぐ後に出発する飛行機への移行だったら拒みませんけど、、、)
まさに、その男性の状況は他人事とは思えませんでした。
降機を拒んだという理由で、ユナイテッド航空側が依頼した警察(保安要員?)が、
力づくで強引に引きずり降ろそうとし、機内にて流血騒ぎとなりました。
機内でトラブルを起こしたとか、搭乗拒否になるほど泥酔状態だったとか、、、ではなく、
きちんと予約をとって、航空券の旅費も支払って、指定席に着席して、あとは飛び立つのみ、、、
の状況でのお話です。
空けなくてはならない4名の席というのは、ユナイテッド航空の社員が乗る為のものでした。
日本ではまず考えられないトラブルだと思いますが、
こんな事が許されてはいけないと思いました。
スマートフォンなどの普及で、泣き寝入り出来ない状況の発覚です。
スマホもいろいろと役にたつものだと思いました。
日本という国は、優しくて思いやりがあって安心な国だと実感しつつ、、、。
ーby事務長ー
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