大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

大阪府立真田山学院高校演劇部公式ブログ・Vol・11『たこ焼き値上げ』

2014-06-02 22:09:53 | 小説4
小説大阪府立真田山学院高校演劇部
 公式ブログ・Vol・11『たこ焼き値上げ』 



☆由香役決定!

『すみれの花さくころ』は女子三人の芝居ですが、部員は、わたくし三好清海と九鬼あやめのデコボココンビだけでしたが、淀貴美先生が大野はるなをスカウトしてきはって、なんとか三人でやれることになりました。メデタシメデタシ!(^0^)!です。
 以前のブログに書いた通り、専業部員です。で、もちろん一年生です。

 ここだけの話ですけど、あたしやあやめよりもベッピン! このニュアンス分かります?

 可愛いのではなく綺麗(漢字で書いたほうの綺麗)です。制服着て、じっと立ってたら、男子の99%が注目するような子です。いわばモデルさんタイプで、どないしたら『すみれの花さくころ』のコメディーな色に染まるか。楽しみっちゃ楽しみ。心配っちゃ心配です。
 本人は、この時期の入部やいうのにやる気は十分です。今日なんか千田是也の『近代俳優術』なんか持ってきてました(汗)

 うっとこのクラブは、一見オチャラケたクラブですけど、やってることはストイックです。演技の基礎システムは、リー・ストラスバーグの『メソード演技』を、あたしらなりにアレンジしてやってます。ちなみに『メソード演技』いうのはアメリカの俳優さんにはバイブルみたいなもんで、マリリンモンローやジェームスディーン。今の人やったらメリル・ストリープさんなんかが、ここの出身です。

 むつかしいことは置いといて、ま、とにかく役者三人揃たんで一安心です。

☆写真は載せません

 よその学校で写真いっぱいのブログ書いてはるとこがけっこうありますけど、うちは二つの理由で写真は載せません。
 一つは、写真載せてきれいなブログにするだけの技術も知識もないから。また必要やとも思てません。キレイなブログでも、中身が無かったり、美辞麗句や門切り型の言葉だけやったら意味ありません。
 うっとこは、文章で勝負です~なんちゃって。とにかく、普段しゃべってるような調子で書いていきます。え、ふだんおまえら、なんぼほど喋ってるかて? そら息吸うたら、なんか言葉喋らならもったいないいうのが、あたしらのコンセプトですW
 また、写真なんか載せたら、どこかのプロダクションからお誘いなんか来たら困りますでございましょう? オ~ホホホ。

 で、九鬼あやめとあたし三好清海のイラスト載せときます。ひだりが九鬼あやめ、右のしっかりしてそうなんが、あたしです。

 

 ヘアースタイルはセミロングとフェミニンボブの中間。そういうとかっこええんですけど、先輩の女優坂東はるかさんのマネです。ってか、ほったらかしにして、時々カットだけしたら、こないなります(はるかさんの説明) 大野はるなは別嬪過ぎて絵にもなりません。くそ!

☆本線審査員の顔ぶれが見直されそうです

 念のため、こっちの世界の話です。そっちの世界では天王寺商業さんが本選に出はって、まるっきり、こっちと同じ審査講評で落とされました。そっちでも少し動きがあるように伺いました。
 こっちの世界では、わが真田山学院高校が本選に出て落ちました。こっちの審査員は完全にどないかしてました。主演の坂東はるかさんは、その時のDVDを観たNOZOMIプロのプロディユーサーさんに認められて、一躍プロの女優さんにならはりましたから、やっぱり芝居観る目が違たんでしょうね。
 しかし、こっちの世界で、一番問題になってるのは、その審査員の人が、合同合評会のレジメで、真田山の審査内容を放棄して「この学校にも何らかの賞をあげるべきだった」と書いてはることです。事実上の審査放棄やいうて問題になってます。また、なんか動きがあったら書きます。

☆スタッフを、どうするか

 基本、顧問と出番のない役者でやります。そやけど、今度はミュージカルなんで、音響のオペやる人がどうしても必要です。まだ、これからの課題です。

☆たこ焼きの値上げ

 あたしらの、ささやかな楽しみは、学校帰りのたこ焼きです。6個250円がいきなり300円! どない思います?
 オッチャン曰く、今までギリギリでやってきた。今度消費税が10%になっても値上げせえへん……らしいですけど。あたしは卒業していてません。大阪の子は、たこ焼きだけはこだわります!

 文責 大阪府立真田山学院高校演劇部部長 三好清海(みよしはるみ)
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高校ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評『ビル・カニンガムアンドニューヨーク』

2014-06-02 06:13:22 | 映画評
ライトノベル・タキさんの押しつけ映画評
『ビル・カニンガムアンドニューヨーク』



 これは悪友の映画評論家滝川浩一が、個人的に身内に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。


  ビル・カニンガム、80歳のファッションカメラマン。20$のワークコート(しかもカメラとこすれて破れるとガムテで繕う)を着て、チャリでニューヨークを走り回る。被写体はホームレスからセレブリティまで差別なし、コンセプトは自前の感覚、自前の哲学、自前の財布。コーディネイターに飾られたファッションには興味なし。年に2回、パリのオートクチュールに出掛けるが、実際に着られる服以外にはカメラを上げない。たとえ半世紀前のデザインであろうとパクリには一切容赦しない、類似デザインは自らの60年に渡る記録の中から証拠を探して並べて告発する。 ニュヨーカー紙に“オン・ザ・ロード”というフォトコラムのページを持ち、彼のページから最新の流行が生まれる。それは、ファッションメーカーのコマーシャルではなく、生のニュヨーカーのファッショントレンド。 かつては、今や伝説のファッション誌の大半を埋めたが、その殆どは無給なのだと言う。提示された小切手は全て破った。報酬によって自
らの自由な感覚に掣肘を課せられる事を何より嫌った。 ビル・カニンガム……リンカーンセンターの狭い一室で写真キャビネットに囲まれて暮らし(リンカーンセンターの改修で、今はセントラルパークを見下ろすアパートメントに移ったが)今でも自転車でニューヨークを走り回る。セレブリティパーティーには興味なし、チャリティーパーティーの中から自らの価値基準に見合った物を選び、出席者の撮影をしにいく。 ビル・カニンガム……生きた伝説、今日も生きてうごめくファッションを撮り続ける。 カニンガム自身、幾分かの資産はあるらしい(でなければ、この自由は担保できない)、しかし、贅沢とは全く無縁。ついでに恋とも無縁だがホモではないと本人が明言している。ただし、ホモに偏見など一切ない。彼にとって、被写体の性別も年齢も一切関係ない。在るのは個人の自由な発想と自己主張。 もうディスクが出ている、ファッションに興味なしでも構わない。そこに
映っているのは、思いっきり粋で自由な爺さんの生き様。一見の価値在り。お薦め〓



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