須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

正月にカノープスを見よう

2020-01-01 13:52:43 | 太陽・月・星
2020年1月1日 <父>

明けましておめでとうございます。今年も須玉日記をよろしくお願い致します。
いつも須玉で正月を迎えていますが、今年は久しぶりに東京で過ごしています。
1月1日は、大晦日に須玉でみたカノープス写真を掲載するつもりだったのですが残念。
代わりに12月初めに須玉のベランダから撮った写真をご覧ください。

画面中央に冬の大三角が見えています。中央の明るい星は、おおいぬ座のシリウス(マイナス1.5等)
シリウスの下方、地平線ギリギリにカノープス(マイナス0.7等)が写っていますが分かりますか。
右上は飛行機の光跡です。


2019年12月4日 01時18分 15mm F2.8 ISO6400 15秒


同じ構図で、感度を下げて2分間の固定撮影です。星が日周運動で動くので、こちらの
写真の方がカノープスが分かりやすいと思います。


2019年12月4日 01時33分 15mm F2.8 ISO800 120秒


対角線魚眼レンズから広角レンズに交換します。これならカノープスがよく見えますね。
おおいぬ座との位置関係もよく分かります。


2019年12月4日 01時18分 24mm F3.2 ISO6400 10秒

東京でのカノープスの南中(真南にきて地平線から最も高度が高くなる)は
1月1日23時20分頃、2月1日21時20分頃(1日に4分、1か月で2時間早くなります)
中国では南極老人星と呼び、この星を見ると寿命が延びるという伝説があります。
東京での南中高度は2度程(太陽の視直径は0.5度)しかありませんが、是非、挑戦してみて下さい。

いま旭化成が4連覇達成しました。おめでとうございます。
これから、病院にお見舞いに行きます。
コメント (6)
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