須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アラカシとシラカシ

2020-01-08 09:36:52 | 樹木
2020年1月8日 <父>

常緑樹のシラカシは団地にあるので、雰囲気ですぐにシラカシと分かります。
よく似たアラカシ(荒樫)とシラカシ(白樫)の区別の方法は、図鑑では見ているのですが、
実際の雑木林で区別する自信がありません。

今回、近くの公園斜面にある雑木林でアラカシを中心に調べることにしました。
奥の常緑樹がアラカシとシラカシです。


2020年1月2日 東京都稲城市にて


アラカシの葉の表です。
全体的にシラカシより大きめです。





裏側です。
シラカシとの違いはあまり感じません。





アラカシのドングリです。1月になってもまだ残っていました。
シラカシにはドングリが見つかりませんでした。





近くにあったシラカシ(右)を手繰り寄せ、アラカシと比較しました。
アラカシの葉の方が大きく太いですね。





アラカシとシラカシの葉を1枚持ち帰り、自宅で比較しました。
アラカシは大きい葉が多いのですが、小さい葉を持って来てしまいました。
1枚の葉で樹種を判断してはいけませんね。
1枚目(左)が表、2枚目(右)が裏です。
画面左がシラカシ、画面右がアラカシです。
アラカシの方が表も裏も葉脈がはっきりしています。

 

ドングリの殻斗(帽子部分)の微毛の有無でも区別できます。
アラカシの殻斗を拾って来たので、ルーぺで見てみました。
確かに微毛がありました!今度はシラカシを調べてみます。
コメント (2)
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