須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アカシデの紅葉

2021-12-04 10:23:30 | 樹木

2021年12月4日 <父>

日頃から、団地の実生樹木をチェックしていて、

保護すべき木には表示をしています。

この木は近くにイヌシデが植えられてることから、

実生のイヌシデと思い込んでいました。

紅葉が綺麗でおかしいと思ったら、アカシデと分かりました!

2021年12月3日 東京都稲城市にて

 

アカシデ、イヌシデ、クマシデの違いを調べるため、

団地内や周辺の公園をチェックし、サンプルも収集しました。

団地に1本だけあるクマシデ。巣箱を設置しているイヌシデの奥で

黄葉しています。

 

 

イヌシデは落葉していたため、近くの公園へ。

左のイヌシデからサンプル採取。右はアカシデか。

これまで幹の縞模様があれば、全てイヌシデと思い込んでいました。

 

集めたサンプルをグレー画用紙の上で撮影。

まずは、紅葉したアカシデ。葉柄や冬芽の付き方に注目。

 

 

クマシデ。黄葉がすすんでいましたが、手の届く範囲の黄緑色を採取。

 

 

公園で採取したイヌシデ。下の枝から採ったため、まだ緑色です。

枝には毛が密生しています。冬芽ハンドブック(広沢毅、文一総合出版)の

『「側芽は枝に伏生(密着)する。「犬は伏せ」と覚える』の通りですね。

 

 

3種類を並べました。左からクマシデ、アカシデ、イヌシデです。

葉の大きさは、場所で違うので参考になりませんね。

 

 

今朝、改めて団地内をチェック。これまでイヌシデと思っていたこの木は、

アカシデと分かりました。1枚目の実生樹木は、ここから種が飛んだのでしょう。

造園業者の樹木リストにも誤りがあるのですね。

2021年12月4日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5

 

今日は、南極大陸で皆既日食が見られます。

コロナ禍で日本から行く人はいないでしょう。

昭和基地では部分日食が見られます。観測できるといいですね。

国内では見られません。念のため。

コメント (6)
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