2021年12月4日 <父>
日頃から、団地の実生樹木をチェックしていて、
保護すべき木には表示をしています。
この木は近くにイヌシデが植えられてることから、
実生のイヌシデと思い込んでいました。
紅葉が綺麗でおかしいと思ったら、アカシデと分かりました!
2021年12月3日 東京都稲城市にて
アカシデ、イヌシデ、クマシデの違いを調べるため、
団地内や周辺の公園をチェックし、サンプルも収集しました。
団地に1本だけあるクマシデ。巣箱を設置しているイヌシデの奥で
黄葉しています。
イヌシデは落葉していたため、近くの公園へ。
左のイヌシデからサンプル採取。右はアカシデか。
これまで幹の縞模様があれば、全てイヌシデと思い込んでいました。
集めたサンプルをグレー画用紙の上で撮影。
まずは、紅葉したアカシデ。葉柄や冬芽の付き方に注目。
クマシデ。黄葉がすすんでいましたが、手の届く範囲の黄緑色を採取。
公園で採取したイヌシデ。下の枝から採ったため、まだ緑色です。
枝には毛が密生しています。冬芽ハンドブック(広沢毅、文一総合出版)の
『「側芽は枝に伏生(密着)する。「犬は伏せ」と覚える』の通りですね。
3種類を並べました。左からクマシデ、アカシデ、イヌシデです。
葉の大きさは、場所で違うので参考になりませんね。
今朝、改めて団地内をチェック。これまでイヌシデと思っていたこの木は、
アカシデと分かりました。1枚目の実生樹木は、ここから種が飛んだのでしょう。
造園業者の樹木リストにも誤りがあるのですね。
2021年12月4日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5
今日は、南極大陸で皆既日食が見られます。
コロナ禍で日本から行く人はいないでしょう。
昭和基地では部分日食が見られます。観測できるといいですね。
国内では見られません。念のため。