江戸東京たてもの園 ３

２０１４年５月２１日　＜母＞

この三井八郎右衛門邸も行くと必ず入る所です。
赤紫の絨毯を敷いた日本間に置かれた調度品は重厚で、
ほの暗い部屋から見る緑が眩しい。






茶色のピカピカのテーブルに映る込む緑は、
椅子の背もたれをも緑に染めています。






玄関の扉の透かし模様。
三井家の紋では無く単にデザインの様ですが、
ここでも外の緑が印象的。






外に出ると眩しい光、その光が作る影の濃さ。
良く見ると、梅の実がたくさん落ちていますね。






農家の囲炉裏では火がたかれていましたが、
不思議に暑さは感じませんでした。






たてもの園を出て公園での一コマ。
NHKの朝ドラ、花さんには想像の翼がありますが、私には
妄想の翼があって、二人をドラマ風に切り取ってみました（笑）

タイトルは「視線」。
あ、でも実際は全く関係ないです。
彼女は自転車を止めてケータイを見ていただけです。
それにしても脚長いですね。




昨日の写真館の椅子の写真で友人が、思い出した！と
エピソードをメールしてくれました。
本人の了承を得て一部紹介させて頂きますね。

ご主人の転勤先の街の写真館で、お子さんの初節句の
写真を撮った時、おむつの当て方が悪かったのか
椅子にお漏らししてしまったそうです。

高級そうな椅子を汚してしまったのにその写真を
ウィンドウに飾って下さった。
転勤する時に譲って頂き、今も家にあるとの事でした。

そのお子さんもまもなく結婚。
本人は憶えてないでしょうが素敵な思い出ですね。

江戸東京たてもの園 ２

２０１４年５月２０日　＜母＞

たてもの園の中でもここはかなりお気に入りの
常盤台写真場。






2階のスタジオ
カメラ、スクリーン、赤い椅子。
素敵な写真が撮れそう。
家族の記念写真、お見合い写真も撮ったのかな・・・






あまりにお気に入りなので、色々変えて撮りました。
トイフォトバージョン
狭い所から覗いているようです。






デイドリームバージョン
遠い記憶の様な。。。






当時は照明設備が発達してなかったので、
最も安定した照度を得るため北側に大きな
窓があり摺りガラスにしてあるそうです。






待っている椅子？

江戸東京たてもの園

２０１４年５月１９日　＜母＞

久しぶりに小金井公園にある江戸東京たてもの園に行きました。
以前同じグループで行った時の酷暑を思わせる、５月にしては
暑い日でした。

小さな小さな交番、以前もアップしましたが、この淡い
ブルーのペイントや手作り感溢れる机がたまらなく好きです。
ファンタジックフォーカスで雰囲気アップ。






新橋ー渋谷間を走っていた都電、じゃなくて
市電ですね。
（※後で調べたら都電7500形でした、すみません。5/20）






内部はノスタルジックにセピアで。






どれも聞いたことの無いメーカーです。






傘やさん、糊付け用の刷毛の種類も色々。






銭湯の建物って立派ですよね。
内部もなかなかしゃれていて、洗い場は以前
アップしたので、今回は脱衣場を。

脱衣かご、昔どこかで買ったのが家にありました。
レトロな小物として使おうと思ったのですが
大きいし、収納するにも丸型の物って納まりが悪く、
捨てられない邪魔者としてずっとありましたが
今はどうしたか・・・

野辺の花

２０１４年５月１８日　＜母＞

普段あまり気にしたことの無い小さな野の花。
植物好きの人と一緒だと色々教えてもらえます。

セリバヒエンソウ
ボケていますが特に奥の方の花、何かの鳥に見えませんか？

そうツバメ、飛ぶ燕で飛燕草、葉が芹の形、それでセリバヒエンソウ。
明治時代に中国から入って来た植物、日本では比較的新しいんですね。






ムラサキサギゴケ
小さな花だけど寄って見ると綺麗です。
匍匐茎で広がるそうで、確かに一か所にたくさん咲いていました。






カキドオシ
名前の由来は、隣接地から垣根を通して侵入して来るからですって。






ウマノアシガタ
光沢のある花なので、これは私にもわかる花。
葉が馬の蹄に似ているそうなのですが、それは
よくわかりませんでした。






タンポポの綿毛はいっぱいありました。
可愛らしい色を添えて。




今日の写真は全て、マクロ手持ちですが、
ピンボケと言うより自分が微妙に揺れての
ブレなのでしょうね。

もっとシビアに撮らないといけませんね。

シャガの季節

２０１４年５月１７日　＜母＞

シャガは中国原産、日本にはかなり古くから
入って来たそうです。

須玉にもありますが条件が悪いのか、あまり
パッとしませんでした。

場所を変えたら数は増えて来たものの、花付きが
悪かったり、葉っぱが黄色かったり。
お気に入りの場所を探すのにもう少しかかりそうです。

これは奥多摩の方の杉林のシャガで、ひんやりとした
空気の中で生き生きと咲いていました。
木漏れ日を受けています。






日影に咲くシャガ、青みを帯びて私はこの方が好みです。






奥は光の筋？
撮る時には意識してなかったです。






ホウチャクソウ・・・と思います。
ホウチャクソウ、アマドコロ、ナルコユリ、
よく似ていて見分けが難しいです。

石楯山の野草

２０１４年５月１６日　＜父＞

昨日のツツジ山の続きです。
石楯山への散策路はヤマツツジで覆われていて、それはそれで魅力的
ですが、＜父＞は開放的な尾根道沿いの野草に注目しました。

登り口にあった可愛い案内図「藤野・なぐら地区てくてくマップ」
現在地付近を拡大。青い線は一般コースを現わしています。





昇り始めの斜面にはホトトギスの群落がありました。
花の時期が楽しみですね。





ジュウニヒトエが開けた尾根にたくさん咲いていました。
地元の方が下草刈りをしているので楽しむことが出来るのですね。





花好きのグループに教えて頂いたヒメハギ。初めて見ました。
小さな野草なので気がつかずに通過するところでした。





ルーペで見ると花弁の先がかわいいと言われたので、ＧＲで近づきます。
おお！フリンジのようです。モニター画面をグループの方にもお見せしました。


　２０１４年５月６日　石楯山にて　リコーＧＲデジタル４

石楯山の展望台には、「しあわせの鐘が」設置されていました。
ボンベを再利用したユニークな形の鐘ですね。



このあと、少し先まで歩きましたが、樹木が生い茂り、ヤマツツジや野草も少なく
なり、帰りの渋滞も気になったのですぐに引き返しました。

※展望台からすぐ先の大きな木に「クヌギ」と表示されていましたが、
「コナラ」の間違いです。葉の落ちた時期に幹だけで判断して設置した
　のでしょうね。

ツツジ山

２０１４年５月１５日　＜母＞

連休の最後、須玉からの帰り高速を上野原で降りて
是非行きたい所がありました。

通称ツツジ山。
小さな山ながら途中がツツジのトンネルなのです。
ここが昇り口。






歩きやすい歩幅と傾斜の階段状の道。
トンネルくぐります。






行ってみると満開を過ぎていたので散った花も多く
でもそれがレッドカーペットを踏む思い。






トンネルを抜けるとそこは山国・・・
緑より浅い黄緑と赤より浅い朱赤の
爽やかさはこの時期だけのもの






１０分位で展望台があって、お弁当を広げている
家族やグループがいました。
お弁当も飲み物も無い私たちは、写真を撮って
下りました。






ツツジの淡いグラデーションをバックにモミジが主役。
この淡い色は・・・
昔々、成人式に買ってもらった振袖の地色がこの色でした。
買ってくれた父母も今はなく、久しぶりにその着物を見て
みたくなりました。




昨日の写真ですが、編集では４枚の写真を田の字に３ブロック
作ったのですが、見た人の話ではずっと縦に並んでいたとか。
見るPCや媒体によって、必ずしも作った通りには見えないんですね。
何だか変な編集と思われたかも知れません。
失礼いたしました。

engawa cafe

２０１４年５月１４日　＜母＞

最近は古民家や古い学校などでカフェ等を
やっているところが多いですね。

須玉の我が家の近くでも又一つ見つけました。
engawa cafe　えんがわカフェです。
古民家の２階からは田園風景が見え、
庭にはヤギやアヒル、長閑そのものです。

スープ、前菜、パン、デザート付のランチコースを
メインをラーメンとピザで頼みました。

カフェでラーメンて意外ですが、それがダシが
利いた塩味でとっても美味しいのです。
トマトやきのこも入っています。

ちょっと焦げているピザもすごーく美味しかったです。
デザートは、黒ゴマプリンとイチゴチーズシフォン。

本日の写真は１枚を除きすべて＜父＞
その１枚は白い花と灯りの写真。






食事を待っている間に＜父＞は２階を探検です。
なかなか素敵な寛げる空間ですね。






玄関や庭の様子。
ヤギ小屋はなぜか２階建て。

カフェの看板を撮っていたら、ちょうど赤い郵便車が来て
バッチリでした。

春の使者たち

２０１４年５月１３日　＜母＞

今さらなのですが、4月末に行った昭和記念公園の写真です。
ポピーはやや遅く、チューリップはだいぶ遅かったのですが
カラフルな花たちは春の使者、ウキウキしながら撮りました。

3人家族ですね。






後ろ向きでごめんなさい。






よくありがちな構図ですが。。。






花は遅めながらたくさんのチューリップは明るく可愛いく
光を受けて踊っています。






寄ってみると、好奇心いっぱいって感じの
こんな可愛い子たちでした。






林の中で、光に憧れ光と戯れる妖精たち、
又来年会おうね。

須玉のガーデン

２０１４年５月１２日　＜母＞

春もたけなわ、須玉のガーデンも賑やかになって来ました。
あまり手入れしていない一画ですがムスカリが増えて
気がつくとチューリップ、スイセンと共に球根の花ばかり。






芝桜の中からもムスカリが。






自然に出て来ていつの間にか増えていたホタルカズラ。
＜父＞大喜び。






いつもは道を埋める位咲くクリムソンクローバー、今年はぐっと
減ってしまって殆ど咲いていない、と思っていたら、須玉にいた
２、３日の間にいくらか咲いて来ました。






スズランも頑張ってくれているのですが、咲いているのは
非常に撮りにくい場所。
花の香りの中で一番好きなのがスズランです。






散ったウコンが切り株の上に落ちて。。。
ちょっと向きを変えたのが見え見え。。。
黄色い桜のウコンがこんなにピンクになってしまうなんて。




おまけの写真
斜面を利用してミニロックガーデンを作っていました。
義父の介護、母の介護で数年手入れが出来ないでいたら
芝がはびこり、落葉がたまり、無残な状態になっていました。

一念発起して石をはずし芝を掻き出し落ち葉をかいたら
こんなに溜まっていたんですね。
これからはなるべく手をかけずに良い状態でいられる様に
したいと今思案中です。


photo by chichi