すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

スウェーデンのヴィンテージボールで 一服

2021-03-16 | 日本とノルウェー

Antikk Vintage Butikk EDEL
(アンティック ヴィンテージ ブティック エーデル)

ここでお給料を頂けるようになって、一年半。

お客さんより先に 商品をじっくりと見れる。

これが、嬉しい特権。
先週、いい出物に巡りあいました。

大きさ、形、色、全てばっちり!

直径13㎝、高さ7.5㎝。
両手に心地よく収まる。
大柄だけど、色が抑え気味だからか、
味わいがある。
ボールの中は、
彫りと絵付けで、少し凹凸がある。

「これは、ばっちりだ」。



Ellenが値をつけるのを待つ。

150kr!(思ったより、安い!)

「私、これ買います!」

「いいけど・・・何に使うの?」

「日本の緑色のお茶を知ってる? 
 シャカシャカってする・・・」

「知ってる、知ってる。」

「あのお茶を点てるのに 
 このボール ちょうどいいと思うの。

 磁器でなく、陶器がいいんだけど、
 ここでなかなか見つからなかったの。
 陶器だし、大きさも形も ちょうどいい。

 日本から一つ持ってきたけど、
 もう一つほしかったの。
 やっと見つかったわ」

銘柄は?

翌日、ゆっくりとお抹茶を点ててみました。
ちょっと泡が荒いけど、なかなかいける!
お抹茶の色にも合ってる。

この商品、スウェーデンのLAHOLM製。
(1950~1985に作られたと推測)。

早くお客様をお招きしたい!


落雁は、日持ちする重宝な和菓子.

枯れ木で冬を越すトロムソパルメ、
雪の下で準備をしている若芽。

これが、トロムソパルメの枯れ姿

日本の春、
ここでの雪解けの日を想いながら
一服。

そうだ、このお茶椀は、
「春」と名づけましょう。

あれれれれ・・・まだ、ついたままだった(>_<) はい、150krなり!

 

コメント
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