このお菓子、食べたことはありますか?
名前は、ご存知ですか?
5年ほど前、One Day Cafeで、
お客様に賞味して頂きました。
クルムカーケ(Krumkake)
というノルウェーのお菓子です。
古い鉄の重―い型をノルウェーから持ち帰って、
日本のうちのガスコンロで焼きました。
250個作ったんですが、
いやあ、体力仕事でした。
現代では、
電気メーカーが主流で、楽ちん。
生地を流して焼くと、両面に綺麗な模様がつく
平たく焼け、熱く柔らかいうちに 型で巻き取る。
でも、我が家にはなかったんですねえ。
実は、Krumkakeはクリスマスのお菓子。
そうと知ったらと、電気メーカーはかさばる。
鉄の型は、うちのコンロでは使えない。
と、ノルウェーで焼くことなくきてしまいました。
冷めて固まったら、木型を抜く。
ある日、EDELでKrumkakeメーカーが出てきました。
油べとべとなのをピカピカにしたものの、
プラグが焼けただれているではないですか。
「廃棄」と言われたのを頂き、
相方さんが直してくれました。
私は、もったいながり屋さん。
その通り!
でもね、もっと大きな訳があったんです。
じゃーん!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5d/6332e97804c4c0ff6521728af83f2899.jpg?1616434325)
なんと、「すぎな」。
すぎなですよ!
すぎなが、家電のデザインだなんて・・・
初めて見ました。
いつのものか、ネットでも見つかりません。
すぐ廃番になったのか・・・
とにかく、貴重に違いありません。(と私は信じる)
私が日本で主宰していた教室の名前は、
「S.L.S.すぎな」。
Krumukakeを出したOne Day Caféの場所も、
「S.L.S.すぎな」。
いろんな人が来て下さいましたが、
みなさん、うちを
「すぎな」と呼んでくださいました。
このブログの名、「すぎなの風」は、
ここから来ているのです。
「うちに来るべくしてきたのね、すぎなさん」。
とまあ、愛しくならずにはおれませんがな。
こりゃ、Krumkakeをいっぱい焼いて、
みんなに配っちゃおう!!!
クリスマス!?
いいの、いいの。
うちでは、年中、Krumkake!!!
こうしたご縁には、腹の底から励まされます。
つながりは、目に見えるものだけじゃない。
今、これを読んでくださっている皆さん、
ご縁のあった方々に思いを馳せます。
ブログは、時空を超える。
「すぎなの風」を大切に続けて行こう。
新たに、そう思っております。
そのままでも 美味しい!
アイスクリーム、生クリーム、ジャムを入れて、なお美味し!