すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

Krumkake が「すぎな」と共に 我が家に!

2021-03-23 | 日本とノルウェー

 

このお菓子、食べたことはありますか?
名前は、ご存知ですか?

 

5年ほど前、One Day Cafeで、
お客様に賞味して頂きました。

クルムカーケ(Krumkake)
というノルウェーのお菓子です。

古い鉄の重―い型をノルウェーから持ち帰って、
日本のうちのガスコンロで焼きました。
250個作ったんですが、
いやあ、体力仕事でした。

現代では、
電気メーカーが主流で、楽ちん。

生地を流して焼くと、両面に綺麗な模様がつく

平たく焼け、熱く柔らかいうちに 型で巻き取る。


でも、我が家にはなかったんですねえ。

実は、Krumkakeはクリスマスのお菓子。

そうと知ったらと、電気メーカーはかさばる。

鉄の型は、うちのコンロでは使えない。

と、ノルウェーで焼くことなくきてしまいました。

冷めて固まったら、木型を抜く。

ある日、EDELでKrumkakeメーカーが出てきました。

べとべとなのをピカピカにしたものの、
プラグが焼けただれているではないですか。

「廃棄」と言われたのを頂き、
相方さんが直してくれました。

私は、もったいながり屋さん。
その通り!

でもね、もっと大きな訳があったんです。

じゃーん!



なんと、「すぎな」。

すぎなですよ!

すぎなが、家電のデザインだなんて・・・
初めて見ました。

いつのものか、ネットでも見つかりません。
すぐ廃番になったのか・・・

とにかく、貴重に違いありません。(と私は信じる)

 

私が日本で主宰していた教室の名前は、
「S.L.S.すぎな」。

Krumukakeを出したOne Day Caféの場所も、
「S.L.S.すぎな」。

いろんな人が来て下さいましたが、
みなさん、うちを
「すぎな」と呼んでくださいました。

このブログの名、「すぎなの風」は、
ここから来ているのです。

「うちに来るべくしてきたのね、すぎなさん」。

とまあ、愛しくならずにはおれませんがな。

こりゃ、Krumkakeをいっぱい焼いて、

みんなに配っちゃおう!!!

クリスマス!?

いいの、いいの。

うちでは、年中、Krumkake!!!

 

こうしたご縁には、腹の底から励まされます。

つながりは、目に見えるものだけじゃない。

今、これを読んでくださっている皆さん、
ご縁のあった方々に思いを馳せます。

ブログは、時空を超える。

「すぎなの風」を大切に続けて行こう。

新たに、そう思っております。

そのままでも 美味しい!
アイスクリーム、生クリーム、ジャムを入れて、なお美味し!

コメント
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