すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

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北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

夏至、雪の下で冬を越す花々に癒されて

2021-06-21 | ノルウェーの自然

今日は、夏至ですね。

(※夏至については、こちらもどうぞ

白夜期でも今日が最も太陽が高い。
でも、温かい陽ざしを受けて嬉しくてたまらないのは、
今日に限りません。

両親の荷物をいっぱい引き受けて、
我が家は、その片付けが続いています。

そんな中、夜、庭に出るのが、
今の私の癒しの時間。

必ず確認、「耐寒度数」

雪の下で冬を越す花々に惹かれ、
苗を買ったり、頂いて、
うちの庭に植えてきました。

苗を選ぶ適性の目安は、
日当り、湿気の他に、
ここでは、もう一つ大事なことがあります。

耐寒度数。

山を除くと、「H8」が最高度数。
「H8,7」がうちの庭で生きています。



芽を出すか? 未だに私は半信半疑です。

「花」に至る前の「芽が出る、蕾をつける」。
これだけで感動しています。

消えて行ったものもあるし、
4年目にして初めて咲いたり、
場所を変えて育ち始めたり、
と、すぐに結果が出るとは限らない。

日本では、
ポットの花の寄せ植えを玄関先に置いて、
満足していた私です。

気が長くなったのか、ただの歳のお蔭か。
変わるものですねえ。

まだまだ小さく少ないですが、
夜の日差しを受けて、
「これから」といううちの蕾・花たちを見てやってください。

※ 全て、夜9時から10時の写真です。


雪が解け一番に、エールを送ってくれるポピー。
毒気のある蕾と裏腹、
数日で散る、儚い健気な子。


葉っぱから「花」を演出するオダマキは、
秋まで咲く貢献者。


黄色の花が多い時期に ピンクのプリムラ。
可愛い顔して、その忍耐強さには頭が下がる。


私がここに来て以来、初めて咲いた!
食べれないラバールブラの花バージョン。

そして、何と言っても、強靭なのは、
べりーたち。
実までつけちゃうんだから。


今年は豊作間違いなし!?
花もふさふさ、赤スグリ。


去年まで小さく実も少なかったSOLBÆR、
初めて花を見れた!


場所を自分で選ぶと言われる野生のbringebaær。
ついた!しかも小ーさな蕾まで付けてる!


こちらは、鳥が運んでくれたブルーベリー。
昨年パラパラだったのが、ほら!


これも鳥からの贈り物。その名も「森の星」。
ん?北斗七星か?


室内のもの、と思い込んでいた多肉植物。
こんなに、寒さ、岩場に強かったなんて!


苔のような葉から、ひょろり、ひょろり。
「けなげ」の代表。


ビロードのような優美なコートに包まれた蕾。
顔を出した花は、意外なほどシンプル!

4年目にして、急に大きくなり、
蕾を放っている!


ぽ~と頬を染めてから、ポンポンに開く。
その純白は、心も弾ませる。

秋までに
どれほどの花が咲くでしょう。

待たせてもらう分、
楽しみもひとしお大きくなります。

※ 今年こそは、
名前を調べて、覚えようと思います😅
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