縁側の日
月に一度
中道和久さんをお招きして開いています。
認知症に関心のある人、
どなたでもどうぞ!
2010年4月より
縁側の日から
今日の参加者は、中道さんを入れて9人。
先月に続いて、韓国からの留学生の参加もありました。
その方の関心は、
介護者・家族への社会的支援について。
認知症の家族の会などは、
行政などが中心になって行っているものはあるのですが、
「縁側の日」のように
家族の人が自主的にしているものは、
少ないのだそうです。
でも、こういう場の方が、
日常的でフレンドリーで、情報交換もできるし、
とても有効的で効率的だというのです。
そういう意味では、
「縁側の日」って先進的なんですって。
びっくり!
でも、「縁側の日」が有意義な場になっていることは間違いありません。
私たちって、ラッキー!
●訪問看護の意味
お母さんの介護をしているお父さんが、
介護に自信をなくしかけている、
という話が出ました。
体力的にも精神的にも
一人で見る自信がなくなっている、
というのです
そこで紹介されたのが、「訪問看護」。
医療・看護の面からサポートしてもらうためのもの。
それは、わかります。
でも、ここで提案された訪問看護には、
もう一つ大事な意味がありました。
お父さんを励ますため。
家族の人が自信をなくして、
うつになっていったり、
病気になったり・・・
というのは、大いにあることなのです。
せめてこの時点で励ましてくれる助っ人にいてもらえたら、
全然違ってくるでしょう。
●認知症だけが、病気扱いされにくい。
「風邪をひいている」という人が目の前にいれば、
「ゆっくり休みなさい」
「水仕事はしなくていいよ」
と言いますよね。
でも、明らかに「認知症だ」という人がいても
「無理しなくていいよ」
「がんばらなくていいよ」
と言ってくれる人は誰もいない。
そう中道さんは言われました。
確かに・・・
「認知症」は、脳の働きの病気である。
このことをもっと周りの人に知ってもらう努力がいる。
そのためには、家族の人から近所の人などに話した方がいい。
だけど、実際には
言うのは、恥ずかしい・・・・
本人にとって失礼なことではないか・・・・
そう思っちゃう方が多いんですよね。
でも、決してそんなことはないんです。
だって、周りの人に知ってもらえたら、
本人も家族の人も助かりますよ。
「地域」が、社会資源になるのです。
そのきっかけになるんです。
そして、それは自分たちだけでなく、
今後、認知症になる人やその家族の人にもきっと役立つでしょう。
今の時代は、
デイサービス、ショートステイ、訪問介護など
とても恵まれています。
その上、近所の人に話して、
そのようにちゃんと対応してもえらたら、
こんなに心強いことはありませんよね。
もっともっと
社会資源を有効に使わせていただきましょう!
遠慮なくお世話になりましょう!
ただ・・・・・
この心境になるまでに、
時間がかかるようです~~~~^_^;
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